ダビデの物語(3代目学長 鈴木佳秀)

ダビデの物語・ダビデ王位継承史その62[2013-06-21]

「ヨナタンとアヒマアツは、都に入って見つかってはならない、とエン・ロゲルにとどまっていた。使いの女が行って二人に知らせ、彼らがダビデ王に伝えに行くことにしたのである。ところが一人の若者が彼らを見てアブサロムに知らせたので、彼らは急いで立ち去り、バフリムのある男の家に入った。その家の内庭に井戸があったので二人はその中に降り、その家の妻が井戸の上に覆いをかけ、その上に脱穀した麦を広げた。何も気づかれることはなかった。アブサロムの部下がその家の妻のところに来て、『アヒマアツとヨナタンはどこにいる』と言った。女が、『ここを通り過ぎて川の方へ行きました』と言うと、彼らは捜しに行き、発見できずにエルサレムへ戻った。彼らが去った後、二人は井戸から上って来てダビデ王のもとに行き、こう知らせた。『直ちに川を渡ってください。アヒトフェルはあなたたちを討つためにこういう提案をしました。』王は同行していた兵士全員と共に、直ちにヨルダンを渡った。夜明けの光が射すころには、ヨルダンを渡れずに残された者は一人もいなかった。」(サムエル記下17章17節〜22節)
ダビデ王位継承史は、大河ドラマのような劇的な展開を語り伝えています。バフリムに家を持つ男の妻がヨナタンとアヒマアツを匿い、アブサロムの追手から守ったのですが、ダビデ王を支援する民がいたのです。井戸に降りた二人を匿うため、その上に覆いをかけ脱穀した麦を広げるという場面は、リアリティに満ちています。(鈴木 佳秀)

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