ダビデの物語(3代目学長 鈴木佳秀)

ダビデの物語・ダビデ王位継承史その93[2014-02-07]

「アドニヤと、彼と共にいたすべての客は、その声を聞いた。彼らは食事を終えたばかりであった。ヨアブは角笛の音を聞いて、『どうして町に騒がしい声がするのだろうか』と言った。こう話しているうちに、祭司アビアタルの子ヨナタンが来た。アドニヤは、『近くに来るがよい。……良い知らせがあるにちがいない』と言ったが、ヨナタンはアドニヤに答えた。『いいえ、我らの主君、ダビデ王はソロモンを王とされました。王は、ソロモンと共に祭司ツァドク、預言者ナタン、ヨヤダの子ベナヤ、クレタ人とペレティ人を遣わし、彼らはソロモンを王のらばに乗せました。祭司ツァドクと預言者ナタンはギホンでソロモンに油を注いで王とし、彼らがそこから喜び祝いながら上って来たので、町は騒いでいるのです。あなたがたに聞こえたのはその声で、ソロモンは既に国王の座についておられます。王の家臣も次々と来て、我らの主君、ダビデ王に祝いの言葉を述べています。「あなたの神がソロモンの名をあなたの名よりも優れたものに……してくださいますように」と。王は寝床の上でひれ伏し、こう言われました。「イスラエルの神、主はたたえられますように。主は今日わたしの王座につく者を与えてくださり、わたしはそれをこの目で見ている。」』」(列王記上1章41節〜48節)
油断という言葉がありますが、アドニヤ派は勝利を手にしたものと安心しきっていたのです。宮廷内で見聞きしていたヨナタンは、急いでアドニヤ派の父アビアタルに知らせに来たのです。「ソロモンは既に国王の座についておられます」が事の顛末を物語っています。(鈴木 佳秀)

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