神を敬い、人に仕える(4代目学長 山田耕太)

敬和学園大学Q&A 7[2015-06-05]

Q: 大学では入学式・卒業式・学長就任式などの式典で、なぜガウンを着るのですか。

A: 大学は中世の修道院から始まったので、現在まで中世の修道院の仕来りが残されている点がいくつかあります。ガウンもその一つです。中世社会で主流な修道院はドミニコ会とフランシスコ会の修道院でした。よく勉強するドミニコ会の修道士は黒い作務衣のような修道服を着ていたので俗に「ブラック・モンク」(黒い修道士)と呼ばれました。それに対して医療・福祉活動に従事するフランシスコ会の修道士は白い麻布の修道服を着ていました。また、枢機卿は赤いガウンを着ていました。
12世紀に修道院のリベラルアーツ教育の上に、北イタリアのボローニャ大学で法学部、フランスのパリ大学で神学部、南イタリアのサレルノ大学で医学部が創設されて大学が始まりました。現在でも裁判官と牧師・神父は黒いガウンを着、医師は白衣を着る習慣の源は、この大学の起源にまでさかのぼります。
中世以来、「ガウン」は大学の象徴で、大学の式典ではガウンを着用するのです。大学がある町と大学は中世から「タウンとガウン」と並び称されてきました。敬和学園大学は現代日本において、「角のとがった」(突出した)「タウンとガウン」の関係を築いていくつもりです。(山田 耕太)

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