学長室だより

輝いている学生たち

ゴールデンウィーク前後に大学の周りの田んぼに植えられた早苗は、しっかりと根を張り、青々とした苗は、天候に恵まれ勢いよく青空に向って伸びています。4月に入学した新入生も次第に新しい環境に慣れて、学びに腰を落ち着け、クラブ活動で自由に羽を伸ばしつつあります。
6月8日から始まった「日本文化・日本語研修プログラム」(JCLP)では、アメリカ・テネシー州のリー大学から引率教員を含めて7人、ワシントン市のハワード大学から1人が参加し、2週間の日本文化・日本語の学習と粟島訪問・ホームステイなどのプログラムを無事終えました。ご協力くださったホームステイ先のご家族と支援学生の皆さんに深く感謝を申し上げます。
今年度のアメリカ人学生とそれを手伝った敬和生の交流は、例年にない盛り上がりを見せました。6月19日のお別れ会では、アカペラサークル、Jazz Quest、国際ダンスサークル、FREE Stylersの歌と音楽と踊りは、敬和生の多彩な活動をアメリカ人学生に印象づけました。これらのサークルは、翌日の敬和学園高校生対象のオープンキャンパス「敬ONE」でも、その翌日の高校生対象のオープンキャンパスでも披露され、3日連続で活躍してくれました。
フェアトレードや被災地支援のボランティア活動を東北各地で行っている学生たちも頼もしいです。国連防災世界会議の復興支援インターン事例報告で優秀賞を獲得した3人の女子学生に7月3日のチャペル・アッセンブリ・アワーでボランティア奨励賞を手渡しました。(山田 耕太)