学長室だより

学生寮「まちづくりシナリオ賞」を受賞

アジサイの水色の花が咲き始め、梅雨らしい天気になってきました。街中の庭木のビワの実も黄色く染まってきました。

新発田駅前の再開発で、建設会社・新発田市・本学の産官学の協力で建てた、学生寮が入った「MINTO館」(民間棟の略)と新しいコンセプトの図書館「イクネスしばた」の複合施設が、街づくりのモデルとして国土交通省の「まち公大賞」の「まちづくりシナリオ賞」を受賞しました。

「行政と民間事業者それぞれで複合施設を建設し、互いの機能を有機的に繋ぐことにより、中心市街地を魅力ある環境に変え、人が集まる賑わい溢れるまちづくりの触媒」となることが受賞理由に挙げられています。

2017.6.30学長ブログ

学生寮と図書館で生まれ変わった新発田駅前

 

MINTO館の1階には、観光案内所・コンビニエンスストア・薬局・理髪店、2階には内科診療所などがあり、3階と4階は本学の男子寮と女子寮があります。また、MINTO館と図書館は2階の連絡通路でつながっていますが、寮生以外は学生寮に入れない仕組みになっています。

学生たちが街中で暮らすばかりでなく、さまざまな形のアクティブラーニングを展開することで、賑わいと活気を与え、地域社会の人々と交流を通して、地域を理解する学びを深めて、将来は地域を支えてまちづくりに貢献する人に育っていくことを願っています。(山田 耕太)