学長室だより

冬のご報告

『敬和カレッジレポート』第89号(pdf形式、2.74MB)ができあがりました。今号では「国際的視野で考えて、地域社会で活躍する人物の育成」(Think Globally and Act Locally)という本学の教育方針の国際的な面を示しています。

第一に、国際理解教育の基礎は外国語教育にあります。「英語の敬和」と言われる本学の英語教育には「ユニークな特徴」があります(uniqueness)。その実践的な内容について、教員の視点と学生の実体験の両者を併せて紹介しています(1-5頁)。

第二に、国際理解教育は多様な文化を受け入れる「多様性」(diversity)が大切です。本学は小さな大学ですが、中国・ベトナム・タイの留学生の他に、イタリア・スペイン・ガーナ共和国・フィリピンの国籍の学生が日本人学生と一緒に学んでいます(6-7頁)。日本文化・日本語研修プログラム(JCLP)を学びに来るアメリカからの短期留学生もいます。

第三に、国際交流を促すには地域社会の連携支援が欠かせません。本学には「大学のある町づくり」のために、アイオワ州オレンジ市にある姉妹校のノースウェスタン大学訪問者を中心に本学を支援する、「オレンジ会」という他大学にない組織があります(originality)。今年は大学創立記念事業としてオレンジ会のご厚意で学生も初めて一緒に派遣し、学生交流再開の道をつけました(表紙写真10頁)。

2017.12.15学長ブログ

オレンジシティ訪問団に学生2名が参加し、ニューヨーク視察およびノースウェスタン大学を訪問しました

 

学園祭を中心にした地域貢献のご報告(8-911頁)、地域社会で活躍している卒業生(12頁)、在学生と卒業生のバドミントンの活躍(裏表紙)も併せてご覧ください。(山田 耕太)