学長室だより

地域社会のご支援の中で

近くの山里では栗の木にたくさんの花が咲いています。秋には数多くの栗が実ることでしょう。栗ばかりでなく、くるみ、栃の実などは縄文時代から食べられてきました。今ではどんぐりは食べなくなりました。

先週の20日木曜には、オレンジ会役員会・総会・懇親会が開催されました。北垣宗治初代学長の「大学のある町」の構想に基づいて、アメリカ・アイオワ州オレンジ市にあるノースウェスタン大学と本学で教育学術交流協定を結び、そこから発展して新発田市とオレンジ市が姉妹都市となりました。両市で派遣団を送り、オレンジ市に派遣された訪問団員を中心にして、本学を支援するオレンジ会が26年前に発足しました。

新発田市と聖籠町の役所・議会・商工会議所ならびに市民で構成されるオレンジ会は、本学と地域社会をつなぐ重要なパイプとなってさまざまな形で本学を支援していてくださいます。オレンジ会役員会や総会では活動報告と決算、計画と予算のほかに、学生たちの街中での種々のアクティビティと教職員の各種委員、学生寮活動報告の後に、学生たちの活躍の一端を紹介するとその数の多さと活躍の大きさに驚きの声を耳にしました。

2019.6.28学長ブログ

オレンジ会総会で、大学の近況についてご報告しました

 

本学の学生たちが大学での学びに加えて、地域社会でのアクティブラーニングで地域社会の人々の手によって大きく成長させていただいていることを心から深く感謝しています。おかげさまで23日日曜の6月オープンキャンパスには、学食に入れないほど多くの高校生と保護者ならびに引率の教員の方々が集まりました。これから本学を目指す高校生たちも、在学生に続いて地域社会で活躍することを期待します。(山田 耕太)