ダビデの物語(3代目学長 鈴木佳秀)

ダビデの物語・ダビデの台頭史その11[2011-05-06]

ダビデは戦士として育てられた若者ではなく、羊飼いでした。彼は羊飼いの杖と投石袋を手に立ち向かうため、河原に下りて滑らかな小石を5つ選び、投石袋に入れています。袋は石投げ用の紐で結ばれていました。青銅製の鎧兜の戦士と戦うのに、杖と小石5個だけというのです。羊飼いの姿のまま、精神的にも肉体的にも身軽な状態で、ダビデは重装備のゴリアトに立ち向かいます(サムエル記上17章40節)。ダビデにとって獅子や熊と戦うのと同じなのです。
盾持ちを先に立てて前進するゴリアトは、敵も同じ装備で来ると考えていたのでしょう。「わたしは犬か。杖を持って向かって来るのか」とののしり、「さあ、来い。お前の肉を空の鳥や野の獣にくれてやろう」とダビデを罵倒します(43節)。「お前は剣や槍や投げ槍でわたしに向かって来るが、わたしはお前が挑戦したイスラエルの戦列の神、万軍の主の名によってお前に立ち向かう。……全地はイスラエルに神がいますことを認めるだろう。主は救いを賜るのに剣や槍を必要とはされないことを、ここに集まったすべての者は知るだろう。この戦いは主のものだ。主はお前たちを我々の手に渡される」(45節~49節)とダビデは応じています。(鈴木 佳秀)

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