ダビデの物語(3代目学長 鈴木佳秀)

ダビデの物語・ダビデの台頭史その45[2012-01-06]

サウルとヨナタンが戦死したことは、全イスラエルを束ねる指導者がいなくなったことを意味します。ダビデには王となるチャンスが訪れたと言えますが、サウルに従っていた兵士たちがダビデに従うかどうかは分かりません。ダビデは敵と見なされていたからです。「その後ダビデは主に託宣を求めて言った。『どこかユダの町に登るべきでしょうか。』(サムエル記下2章1節a)。ダビデに従っていた者たちはユダ部族のものが多く、サウルに不満を覚えていた武人たちでした。ダビデがユダ部族をまとめようとしたことは理にかなっていますが、自分の直感でなく彼は神にこと問うことを第一に考えたのです。「主は言われた。『上れ。』更にダビデは尋ねた。『どこへ上ればよいのでしょうか。』『ヘブロンへ』と主はお応えになった。そこでダビデは二人の妻、イズレエルのアヒノアムとカルメルのナバルの妻であったアビガイルを連れて、ヘブロンへ上った。ダビデは彼に従っていた兵士をその家族と共に連れて上った。こうして彼はヘブロンの町々に住んだ」(1節b~3節)とあるのですが、ヘブロンはユダ部族の中心都市でした。ユダの人々はそこに来て、ダビデに油を注ぎユダの家の王としたのです(4節a)。ユダ部族はダビデのもとで結束しペリシテの侵略を独自に阻止しようと考えたのです。(鈴木 佳秀)

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