ダビデの物語(3代目学長 鈴木佳秀)

ダビデの物語・ダビデ王位継承史その24[2012-09-21]

必死の執り成しにもかかわらず子供は死んでしまいました。「家臣たちは、その子が死んだとダビデに告げるのを恐れ、こう話し合った。『お子様がまだ生きておられたときですら、何を申し上げてもわたしたちの声に耳を傾けてくださらなかったのに、どうして亡くなられたとお伝えできよう。何かよくないことをなさりはしまいか。』ダビデは家臣がささやき合っているのを見て、子が死んだと悟り、言った。『あの子は死んだのか。』彼らは答えた。『お亡くなりになりました。』ダビデは地面から起き上がり、身を洗って香油を塗り、衣を替え、主の家に行って礼拝した」(サムエル記下12章20節)と、ダビデの様子を聖書は伝えています。
家臣団が心配する様子が伝わってきますが、この後、彼らは王に驚かされるのです。王宮に戻ると、命じて食べ物を用意させ食事をしたからです。「家臣は尋ねた。『どうしてこのようにふるまわれるのですか。お子様の生きておられるときは断食してお泣きになり、お子様が亡くなられると起き上がって食事をなさいます。』彼は言った。『子がまだ生きている間は、主がわたしを憐れみ、子を生かしてくださるかもしれないと思ったからこそ、断食して泣いたのだ』と応答しています。子が亡くなったとき、自分に下される処罰は免れ得ないことを知り、ダビデは覚悟を決めたのです。(鈴木 佳秀)

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