ダビデの物語(3代目学長 鈴木佳秀)

ダビデの物語・ダビデ王位継承史その100[2014-03-28]

「バト・シェバは、『いいでしょう。あなたのために王に話します』と答えた。彼女はアドニヤのために取り次ごうとして、ソロモン王のもとに行った。王は立ち上がって母を迎え、その前にひれ伏し、王座に着き、母のためにも席を設けさせた。彼女は王の右に座った。『小さなお願いが一つあります。断らないでください』と彼女が言った。王が、『母上、願いを言ってください。あなたの願いなら、わたしは断りません』と答えたので、彼女は言った。『あのシュネムの女アビシャグをあなたの兄アドニヤの妻にしてください。』ソロモンは母に答えた。『どうしてアドニヤのためにシュネムの女アビシャグを願うのですか。彼はわたしの兄なのですから、彼のために王位も願ってはいかがですか。祭司アビアタルのためにも、ツェルヤの子ヨアブのためにもそうなさってはいかがですか。』ソロモン王は主にかけてこう誓った。『アドニヤがこのような要求をしてもなお生きているなら、神が幾重にもわたしを罰してくださるように。わたしを揺るぎないものとして、父ダビデの王座につかせ、お約束どおりわたしのために家を興された主は生きておられる。アドニヤは今日死なねばならない。』ソロモン王はヨヤダの子ベナヤを送ってアドニヤを討たせたので、アドニヤは死んだ。」(列王記上2章18節〜25節)王がアドニヤを討たせた理由は何なのでしょうか。彼がダビデ王の側室であったアビシャグを妻にと要求したからです。これは自分が王の資格があるとするだけでなく、ダビデ王を継承するのは自分だと公的に認知させるのと同じだからです。母への応答にあるように、王はアドニヤ派謀反をかぎ取ったのです。(鈴木 佳秀)

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