ダビデの物語・ダビデ王位継承史その64
「ダビデがマハナイムに着いたころ、アブサロムと彼に従うイスラエルの兵は皆、共にヨルダンを渡った。アブサロムはヨアブの代わりにアマサを軍の司令官に任命した。アマサはイトラというイスラエル人の子で、イトラ...
「ダビデがマハナイムに着いたころ、アブサロムと彼に従うイスラエルの兵は皆、共にヨルダンを渡った。アブサロムはヨアブの代わりにアマサを軍の司令官に任命した。アマサはイトラというイスラエル人の子で、イトラ...
「アヒトフェルは自分の提案が実行されなかったことを知ると、ろばに鞍を置き、立って家に帰ろうと自分の町に向かった。彼は家の中を整え、首をつって死に、祖先の墓に葬られた。」(サムエル記下17章23節)淡々...
「ヨナタンとアヒマアツは、都に入って見つかってはならない、とエン・ロゲルにとどまっていた。使いの女が行って二人に知らせ、彼らがダビデ王に伝えに行くことにしたのである。ところが一人の若者が彼らを見てアブ...
「アブサロムも、どのイスラエル人も、アルキ人フシャイの提案がアヒトフェルの提案にまさると思った。アヒトフェルの優れた提案が捨てられ、アブサロムに災いがくだることを主が定められたからである。」(サムエル...
「わたくしはこう提案いたします。まず王の下に全イスラエルを集結させることです。ダンからベエル・シェバに至る全国から、海辺の砂のように多くの兵士を集結させ、御自身で率いて戦闘に出られることです。隠れ場の...
「フシャイはアブサロムに、『今回アヒトフェルが提案したことは良いとは思えません』と言い、こう続けた。『父上とその軍がどれほど勇敢かはご存じのとおりです。その上、彼らは子を奪われた野にいる熊のように気が...
アヒトフェルの提言は、長老全員の目には正しいものと映ったようです(サムエル記下17章1節〜4節)。しかし「アブサロムは、『アルキ人フシャイも呼べ。彼の言うことも聞いてみよう』と言い、フシャイがアブサロ...
「アヒトフェルはアブサロムに言った。『一万二千の兵をわたしに選ばせてください。今夜のうちに出発してダビデを追跡します。疲れて力を失っているところを急襲すれば、彼は恐れ、彼に従っている兵士も全員逃げ出す...
「そのころ、アヒトフェルの提案は、神託のように受け取られていた。ダビデにとっても、アブサロムにとっても、アヒトフェルの提案はそのようなものであった。」(サムエル記下16章23節)とあり、政府高官の立場...
「アブサロムはアヒトフェルに、『どのようにすべきか、お前たちで策を練ってくれ』と命じた。アヒトフェルはアブサロムに言った。『お父上の側女たちのところにお入りになるのがよいでしょう。お父上は王宮を守らせ...