房 文慧

房 文慧(ふぁん ぶんけい)

職名(所属)・連絡先

教授 (人文学部 国際文化学科)
fang@keiwa-c.ac.jp

担当分野と主な担当科目

<担当分野> 経済学(出前講義・探究学習はこちら)
<担当科目>経済学、経済史、環境経済学、現代社会演習

こんな授業をしています

環境、福祉、家庭などの問題を講義に積極的に取り入れ、温かい人間性を表現できる経済学、すなわち、人間を自然の一部と位置づける経済学の教育、研究に取り組んでいます。 特に世界経済と地球環境の不確実性が増している中、温室ガス削減と消費者・企業との関係を経済学的見地からどう理解すればよいのか、現実に日本や諸外国における自治体・企業がどう取り組んでいるかを考察しています。また、2022年、2023年と、環境教育・環境政策実施の一環として、新潟県が取り組む「2025ゼロカーボン・ゼロチャレ30士」プロジェクトにゼミ生たちが参画し、年間を通して新潟県内の市町村に出向き、啓蒙活動をすすめています。

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学生制作による紹介動画

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略歴

1997年 新潟大学大学院現代社会文化研究科経済学専攻博士課程 修了(博士(経済学))
1999年より 敬和学園大学

研究分野・主な研究業績

研究分野
環境保全を人間の経済活動の中にいかに取り組むかを課題とする理論と実態の研究

主な著書・研究業績
・『化粧品工業の比較経営史-経営戦略からみた中国と日本』 日本経済評論社、1999年。(単著)
・「日本の大学等における産学官連携の現状、特徴および課題―海外との比較を通して」 『敬和学園大学研究紀要』第33号、2024年。
・「生物多様化と持続可能な観光について-鶴岡UCCNと佐渡GIAHSを事例として-」 『敬和学園大学研究紀要』第32号、2023年。
・「2017年と2018年の中国産業関連表とそこから見える中国経済の特徴」『経済統計研究』第49巻Ⅳ・50巻Ⅰ合併号(経済産業統計協会)、2022年。(共著)
・「大学教育とSDGsの関係性について」 『敬和学園大学人文社会科学研究所年報』No.20、2022年。
・「旧「満州国」新京の緑地政策と中国長春のエコツーリズム」 『敬和学園大学人文社会科学研究所年報』No.18、2020年。
・「環境問題と観光振興について 新潟県佐渡市「トキを巡る」環境ツーリズムと関連して」 『敬和学園大学研究紀要』第28号、2019年。
・「中国大衆消費社会の光と影-消費水準・EC市場・消費者問題を中心として」 『社会文化研究科紀要』43巻、2017年。(共著)
・「日本の対中比較優位性 -貿易統計などから見た日中関係」 『経済統計研究』第43巻Ⅱ号(経済産業統計協会)、2015年。(共著)
・「中国と日本の経済関係」 『敬和学園大学人文社会科学研究所年報』No.10、2012年。
・「中国と日本との産業分類の比較」 『敬和学園大学研究紀要』第18号、2009年。
・「日系企業活動を分析するための中日国際産業連関表」 『経済統計研究』第34巻IV号(経済産業統計協会)、2007年。(共著)
・「中日国際産業連関表についての研究」 『経済統計研究』第33巻IV号(経済産業統計協会)、2006年。(共著)
・「中国の産業構造の重工業化」 『敬和学園大学研究紀要』第14号、2005年。
・「貿易鎖国と開放の下での産業構造の選択」 『三田商学研究』第47巻5号(慶應義塾大学)、2004年。(共著)
・「オゾン層保護を巡る中国企業の対応」 『敬和学園大学研究紀要』第11号、2002年。

主な所属学会
環境政策・経済学会、アジア政経学会、中国経済経営学会

地域での活動

2021年から現在 新潟県国際交流推進協議会委員
2021年から2023年 村上市環境審議会委員
2017年から現在 新潟県国土利用計画審議会委員
2017年から現在 新潟県地方港湾審議会委員
2016年から2021年 新潟県環境審議会水環境部会委員、副部会長
2015年から現在 新発田市環境審議会委員
2014年から2022年 新潟県環境審議会委員
2013年から現在 「エコカーニバル IN 新発田」実行委員
2009年から2016年 新潟県環境評価審議会委員
2010年から2013年 新発田市水道水源保護審議会委員

2018年10月 新発田市オープンカレッジ「ソーシャルメディア時代の観光」
2016年11月 出前講義「エコロジー&エコノミー」