アジア近現代史

アジア近現代史

中国と東アジアの関係を学ぶ

第二次世界大戦後の国際秩序が大きく動揺し、再編成を迫られている現在、中国が国際秩序形成にどう関わっていくかについて、世界が注目しています。アジア近現代史の学びを通して、中国が国内的にはどのような統合原理でまとまり、周辺の東アジア地域にどのような影響を及ぼしているのかを考えます。

この学問と社会とのつながり

東アジア諸国は、好むと好まざるとに関わらず、中国から強い影響を受けています。外交、貿易、移住などを通して、今後、東アジアは常に中国の存在を意識しながら相互の結びつきを強めるでしょう。あらゆる分野の社会的ニーズは、中国との関わりを避けることができなくなってきています。

この学問分野を担当する教員

土居 智典 (どい とものり)

アジア近現代史

出前講義(演題)

「今を生きる華僑・華人たち」

明治時代の開港以後、多くの中国人が移住して形成した横浜・神戸・長崎の華人街。また近年、日本に定住する中国人は、旧来の華人街とは別の中国人コミュニティーを作り、時代ごとに異なる形で日本人社会との関係性を構築しています。日本の中にある多様な中国人社会について紹介します。

●必要となる機器:プロジェクター・スクリーン

「北京の昔と今」

中国の経済発展を象徴する都市は上海ですが、政治の中心都市である北京も、近年経済的な大都市の地位を占めつつあります。なぜ政治都市といわれた北京が、経済都市としても発展しつつあるのかについて、現在の中国という国のあり方の特徴にも触れつつ解説します。

●必要となる機器:プロジェクター・スクリーン

探究学習(キーワード)

中国、日中関係、東アジア史、中国史

* 探究学習でのご協力内容など、事前にお打合せさせていただきます

「出前講義・探究授業」の申し込み・お問い合わせ

敬和学園大学 広報入試課 新潟県新発田市富塚1270(957-8585)
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