情報メディア研究所
敬和学園大学卒業生・高井瑛子さんが語る、フリーアナウンサーとしての挑戦
2024年5月20日、敬和学園大学の情報メディア論の授業で、卒業生でありフリーアナウンサーとして活躍する高井瑛子さんをゲストに迎えた特別講義が行われました。高井さんは、2013年に英語文化コミュニケーション学科を卒業し、岩手朝日テレビとUX新潟テレビ21でアナウンサーを経験、現在はフリーとして活動の幅を広げています。当日は、授業前に、ラジオ番組「敬和キャンパスレポ」の収録にも参加してくれました(6/21と6/28、2回にわたって、エフエムしばた「敬和キャンパスレポ」で放送しています)。
仕事へのプロフェッショナリズム
講義の中で高井さんは、アナウンサーとしてのプロフェッショナリズムを強調し、特に食レポについては「一発で決める」という姿勢を語ってくれました。事前にディレクターに確認を取り、収録は一度のコメントで完璧に仕上げるように心掛けているとのこと。
また、災害が発生した際には、震度5以上の地震が来ると即座に局に出社し、自分で原稿を作成して生放送に臨む必要があると話し、アナウンサーの責任感と迅速な判断が求められる現場の厳しさを共有しました。
アナウンサーの多岐にわたる仕事
高井さんは岩手朝日テレビで、記者の仕事も経験しています。警察担当として取材を行ったり、緊急の取材時には自分でカメラを回すこともあったと語りました。特に、災害時の報道や、生放送での判断力が求められる状況についての話は、学生たちにとって新鮮で興味深い内容だったようです。
フリーアナウンサーの魅力と挑戦
フリーアナウンサーとしての生活について、高井さんは自由な働き方の魅力を語る一方で、自ら積極的に仕事を得るための努力が不可欠であることも強調しました。フリーランスの道は実力社会であり、絶えず自分を売り込む姿勢が求められますが、自由に時間をコントロールできる点は大きな魅力だと語りました。
また、フリーアナウンサーを目指す学生に向けて、できるだけ多くのアナウンサーと交流し、さまざまな経験を積むことが重要だとアドバイスしました。
高井さんの現在の活動
現在、高井さんは東京都中央区の広報番組『こんにちは 中央区です』のキャスターとして活動し、地域のニュースやイベント情報を発信しています。このほか、ガンダムチャンネルの「ガンダムUCE情報局」、UX新潟テレビ21『まるどりっ!UP』のコーナー「まるドラ!」に出演されています。
かつて、出演していた新潟の人気番組『まるどりっ!』(当時)では、食レポや地域リポートを担当し、視聴者の支持を集めてきました。その実績が、現在の活躍にもつながっています。
学生たちの感想
今回の講義を受けた学生たちは、高井さんのプロフェッショナリズムやフリーアナウンサーとしての活躍ぶりに大いに感銘を受けました。特に、「普段知ることのできないテレビ局の裏側を知れて良かった」「食レポで一発勝負をする姿勢がすごい」という感想が寄せられ、将来のキャリアに向けた新たな視点を得る貴重な機会となったようです。
中央区ホームページ/テレビ広報「こんにちは 中央区です」(外部リンク)
【UCE】機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE(@gundam_uce)さん / X(Xアカウント/外部リンク)
「まるどりっ!UP」チャンネル (YouTubeプレイリスト/外部リンク)
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