学長室だより

「中間支援センター」が発足します

藤の花が咲き、ツツジが満開になりました。ニュートンが万有引力を発見した孫のリンゴの木の枝には、白い花がたくさん咲いています。ツバメが南の国から渡ってきました。

2017.5.19学長ブログ

「ニュートンのりんごの木」の白い花

 

先週の木曜11日には、新発田市の地域交流センターで、昨年発足した新発田市中間支援組織協議会の総会が開かれました。かつての町や村では、人々は自然発生的に助け合いをしてきました。しかし、都市化が進み少子高齢化が進んでくると、意図的・意識的にお互いに協力し合って助け合う仕組みの中間支援組織を創って、困りごとを解決していくことが必要になってきました。

市内の町内会組織や近隣を含めた商工会組織や学校・大学などの教育組織が一つになって、ネットワークを創り始めました。地域社会のニーズに対して知恵や人手を出し合って、両者をコーディネートする組織が「支援センター」として、今年秋に新発田市ボランティアセンター内に開所します。運営していくのは、新発田市役所の市民まちづくり支援課です。

この中間支援組織協議会の立ち上げから、本学の教員が深く関わり、私も会長を仰せつかっています。まちづくり支援課で中心的な働きをしているのも、本学の一期生の卒業生です。本学のボランティアセンターやゼミや有志の学生たちがアクティブラーニングの一環として協力して参加し、市民と共に新しい街づくりに貢献することができれば幸いです。(山田 耕太)