文化人類学

文化人類学

私たちは、自分のことを分かっているだろうか

自分のことを分かるためには、自分と違う他者や異文化が要るのです。他者や異文化を知って、自分を知るのです。「文化人類学」は、異文化を鏡にして、他者を知り、それを通して自分を知る学問です。

この学問と社会とのつながり

現代は、モノ、人、コトが行き交うグローバル時代です。世界が大きな交流のうねりのなかにある今、自分の文化が正しいとか優れているとか、または新興国が劣っているといった価値観ではなく、どの文化も正しいという世界の平等を考えていくことが社会にとって重要です。

この学問分野を担当する教員

長坂 康代 (ながさか やすよ)

文化人類学

出前講義(演題)

「自分を知るための異文化体験」

日本へのインバウンドや外国人労働者により、新潟も国際的になってきました。私は私、あなたはあなたではなく、多様な価値観を理解することが大切です。また、他者を知ることは自分を知ることにつながります。多文化、多民族、多宗教の東南アジア社会から他者と共に生きる知恵を学びましょう。

●必要となる機器:なし

「コミュニケーションを見直そう」

SNSなどコミュニケーションの取り方が多様化した今、もう一度、人と人のつながりを意識してみよう。私たちが「下」に見がちな新興国もSNSが盛んですが、face to faceのつながりを大切にしています。この直接の交流の持ち方が、日本でも世界のどこでも、自分で立っていく大きな力となるのです。この「人づきあい」を学び、自分のコミュニケーションの取り方を客観的に考える機会を持ちましょう。

●必要となる機器:なし

探究学習(キーワード)

異文化理解・多文化共生

* 探究学習でのご協力内容など、事前にお打合せさせていただきます

「出前講義・探究授業」の申し込み・お問い合わせ

敬和学園大学 広報入試課 新潟県新発田市富塚1270(957-8585)
Tel:0120-26-3637 Fax:0254-26-3996

お申込み後、講師のスケジュール等を調整し、ご連絡をさせていただきます。
出前講義・探究授業は、新潟県内の高等学校を対象としております。ご希望に応じて、敬和学園大学の教室を利用しての講義も可能です。