キャンパス日誌

【卒業生リレーエッセイ83】~テレビ局で活躍する髙橋築さん~

視聴者にわかりやすく映像を編集し、スピーディに届けています

テレビ報道部門のカメラマン兼編集者として、主に夕方のニュース番組を担当しています。その日にあったことを視聴者に伝えるため、現場に出向き、即座に判断して撮影をすることが求められます。
特に「突発」と呼ばれる火事や事件などは、現場に行くまで様子がわかりません。撮影後には会社に戻り編集を行うのですが、番組に間に合わせるためのスピード感が求められます。大学時代は納得できるまで映像作品に向き合っていましたが、今は仕事として求められる優先度が異なります。そんな中でも「視聴者の皆さんに伝わりやすい映像にするにはどうすればよいか」「他局のニュース番組と差別化をはかるためには何が必要か」を常に考えながら構成を工夫しています。
テレビ番組の制作に関わることは責任が大きなことですが、その分やりがいもあります。ニュースで扱う映像というと重たいものを連想してしまいますが、楽しいものもたくさんあります。
どんな場面でも必要な画を撮り編集できる、柔軟性のあるマルチに活躍できるカメラマンになりたいです。

マルチに活躍できるカメラマンを目指します

マルチに活躍できるカメラマンを目指します


 

社会で活躍する敬和の学び

大学ではリベラルアーツの幅広い学びから、物ごとを多面的に見て考える力がつきました。ニュースの捉え方は人それぞれです。
また、取材先から求められるリクエストもあります。現場ではそれらの要素をうまくつないで対応する必要があるのですが、そういった時に大学の学びが生きていると実感できます。(2020年度卒業 髙橋築さん)

多面的に捉えて考える力が生きています

多面的に捉えて考える力が生きています