キャンパス日誌
【サークル紹介】Keiwa Peace Project ~祈り・つながり・希望~
Keiwa Peace Projectとは
Keiwa Peace Project(通称:KPP)は2021年に設立されたサークルです。主にヒロシマやナガサキに投下された原爆について学び、平和のためにできることについて考えながら活動しています。私たちができること一つ一つは小さいですが、小さなことを積み重ね、いつか大きな希望を生むことができたらと願って活動を続けています。
広島への原爆投下
1945年8月6日午前8時15分。人類史上最初の原子爆弾が広島に投下され、多くの人々の命が一瞬にして奪われました。2024年8月KPPは広島を訪れ、平和記念資料館や平和記念公園の見学、特別講義などを通して改めて広島の歴史を学び、平和について考えました。
日本は自国を「唯一の被爆国」として語ることが多いですが、実際には朝鮮半島出身など多国籍の人々も被爆しました。また核実験が行われた地域の人々も被害を受けるなど、原爆は国や民族を超えて大きな被害をもたらしています。
学んだことを敬和祭で発信
2021・2022年度は展示部門に参加しました。KPPの活動についてのパネルや広島平和記念資料館からお借りした資料を展示して原爆問題について発信しました。またご来場いただいた方々に、平和への願いを込めて折り鶴を折っていただきました。折り鶴は目標の千羽を達成し、2024年に完成した千羽鶴を広島平和記念公園に捧げました。KPPは平和への願いを届ける橋渡しとしての役割も担っています。
そして2023年度からは屋台部門に参加し、広島風お好み焼きを販売しています。
なぜ広島風お好み焼きなのか
広島風お好み焼きの歴史は戦争と深く関わっています。戦後、支援物資として入ってきた小麦粉、安価でボリュームのあるキャベツ、腹持ちをよくするために焼きそばを用いて作られており、空腹をしのぐ食べ物として広島で流行しました。広島風お好み焼きを食べながら、お腹いっぱいに食べられる幸せを改めて考えてみてください。また、私たちは広島風お好み焼きと一緒にKPPの活動や原爆問題についてのリーフレットをお配りし、発信しています。
私たちが皆さんにお伝えしたいこと
この活動を通して多くの方々に原爆や戦争の恐ろしさや平和について考えていただけたらうれしいです。 私たちは、このサークルで取り組む活動を通して、他の学生や教職員、地域の方々、そして次の世代につなげられる一歩に、「小さな積み重ねが大きな希望に」なることを願ってこれからも活動を続けていきます。
☆サークルに加入希望の学生は、学生係の窓口でご相談ください☆
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