キャンパス日誌
「地域学」で三角フラスコさまを見学しました
敬和学園大学には「地域学」という授業があり、地元の自治体や会社のトップの方からお話を伺い、会社見学をする機会が用意されています。
今回の授業では、新発田市中心商店街にお店を構える三角フラスコさまを見学させていただきました。三角フラスコさまでは、世界中からコーヒー生豆をフェアトレードし、その生豆の持ち味を最大限に活かした本格的な焙煎コーヒーをいただけます。
コーヒーのオンライン販売や近隣の喫茶店やレストランへの卸売、週末にはイベントにも出展されています。
学生たちは、新発田市中央商店街にある店舗に向かいました。
到着すると、代表である星野良緒さまがお出迎えくださりました。店内はコーヒーのよい香りと、星野さまの世界観を感じられる数々の装飾が施され、見ているだけでも楽しめました。
その後、星野さまのご厚意により、たった今焙煎したばかりの生豆の試食や、コーヒーを試飲させていただきました。味わいが濃くて本格的なコクと風味を感じることができました。
星野さまのご説明に続いて、学生たちからもいろいろ質問させていただきました。三角フラスコさまは、「スギサキアイス」として地元の方に長く愛されていた杉崎茶店さまの跡地にて営業されていますが、その経緯もお話しいただきました。ちなみに「スギサキアイス」は、新発田にある人気和菓子さんである寿堂 さまにて引き続き召し上がることができます。
<受講した学生の感想1>
三角フラスコさまが地域の憩いの場として深く愛されていることが分かりました。店主の星野さんは以前新潟市の沼垂で研究室という名前で運営しており、現在の三角フラスコという名前はそれに由来していました。コーヒーが好きな人やコーヒーに興味がある人が集まって、コーヒー愛を語り合ったり、それぞれの嗜好を交わし合うことによってまるでコーヒーの研究室のような、それでいて新しい地域の憩いの場として確立されていました。また、店頭の看板や店内の装飾品、飛び出し危険の看板をオマージュした看板はお店のファンの方が作られたもので、根強い人気があることがうかがえました。最近新発田の商店街には古着屋やカフェが少しずつ増加しており、新発田近郊に住む私からしても、新しい遊びの選択肢が増えることにつながると思いました。
<受講した学生の感想2>
三⾓フラスコさまを訪れて、特に印象に残ったのは、前の店舗である杉崎茶店の装飾を変えずに使⽤しているということです。店主の星野さんから、三⾓フラスコは地域と密着した形で営業しており、お客さまとの会話や地域の⽅が愛したお店の名残を⼤切にしているとお聞きしました。新発⽥の商店街はほとんどシャッターが下り、地域住⺠にとっての憩いの場がなくなりつつありますが、三⾓フラスコさまは地域を温かく⽀える希望のように感じました。
<受講した学生の感想3>
行く前はどんなお店なのかあまりイメージが湧きませんでしたが、行ってみると独特の雰囲気を感じ、すてきなお店だと感じました。焙煎したての香ばしいコーヒー豆を食べる貴重な体験をさせていただき、コーヒーの奥深さを実感しました。また、星野さんからさまざまなお話を聞くことができ、お店の名前の由来や提供するコーヒーの種類やこだわりなどを知ることができました。今後も地域学の授業を通してさまざまな施設を見学するのが楽しみです。
新発田市を拠点として、おいしいコーヒーを販売されている三角フラスコさまの貴重なお話で学生もさまざまな学びを得ました。
星野良緒さま、貴重な機会をいただきありがとうございました!
三角フラスコさまの情報についてはこちら です。コーヒー好きな方はぜひ足を運んでみてください。
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