キャンパス日誌
【卒業生リレーエッセイ79】~酒造メーカーの海外営業として活躍する比企桃子さん~
提案し、行動する力が生かされています
酒造メーカーの海外営業として、イスラエル、オーストラリア、ニュージーランドを担当しながら、国内にある国際空港の免税店での販売数を伸ばすための業務にあたっています。海外に行った際、レストランでお客さまが自社の商品を飲まれているのを見た時には、自分の仕事と世界がつながっていると実感でき、感動します。
コロナ禍では、入国制限が緩和されたタイミングで、免税店での購入者向けに伝統的な日本酒の作り方を描いた手ぬぐいをプレゼントするキャンペーンを提案しました。とても好評で日本酒文化を少しでも世界に発信できたと思うとうれしいです。まずはやってみようと背中を押してくれる社風が、敬和学園大学と似ていて、自分の力を発揮できています。
海外営業という仕事柄、数字を達成させることはシビアで大変なことですし、同時にビジネス上の英語表現力を日々向上させていく努力が必要なのですが、世界と仕事をしている実感がそれを上回る喜びになっています。

自分の仕事と世界がつながっていると実感
社会で生きる敬和の学び
大学では日常的に多くの留学生と交流する機会に恵まれました。まずは自分からコミュニケーションをとり、言語学習は後から追いかけるというスタイルが自然にできあがりました。これは敬和学園大学の自由な雰囲気がそうさせてくれたと思っていますし、今の現場を優先して行動する力につながっています。(2009年度卒業 比企桃子さん)

日本酒文化を少しでも世界に発信していきたい