キャンパス日誌
新発田のまちづくりを共に考える: 東京経済大学 羽貝ゼミとの交流
東京経済大学 現代法学部の羽貝ゼミと敬和学園大学学生との交流会が、新発田市役所にて開催されました。
今回の東京と新潟の学生の交流は、羽貝ゼミが新発田市で行っている「まちづくり」に関する調査の一環として、新発田市商工振興課さんのご支援で実施することになりました。
敬和学園大学からは8名の学生が参加し、東京経済大学の学生9名と共に、約2時間にわたるセッションを行いました。進行は、東京経済大学羽貝正美副学長と敬和学園大学一戸信哉学長補佐が行いました。
敬和学園大学は「実践するリベラルアーツ」を掲げ、学生たちは、地域社会の活性化や国際交流、メディア制作など、多岐にわたるプロジェクトに取り組んでいます。
例えば、農業体験イベントや地域住民と協力したイベントの実施、地域の特産品を生かした商品開発、子どもの権利や市民性教育に関する活動、また、高齢者向けのeスポーツ体験会や地域をテーマにした雑誌制作など、多様な分野で活動しています。
また、メディア関連では、ラジオ番組の制作や新発田まつりの生中継、映像取材のほか、SNSを通じた地域情報の発信にも力を入れています。これらの活動は、地域社会との連携を強化し、学生たちの学びと実践を結びつける貴重な機会となっています。
今回の交流では、お互いの活動を紹介しながら、活発な議論が行われました。東京経済大学の学生の皆さんからも、東京都国分寺市をベースにした地域活動や新潟県十日町市での調査活動の成果が報告されました。
東京経済大学の前身、大倉商業学校は、新発田出身の明治の実業家、大倉喜八郎によって創立されています。大倉の別邸「蔵春閣」が新発田市に移築され、地域での大倉への関心も高まりつつあります。新発田をキーワードに実現した両大学の交流が、今後も拡大していくことが期待されます。
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