キャンパス日誌
【ゼミ紹介】「新潟県自作映像・視聴覚教材コンクール」で本学学生の映像作品が最優秀賞を受賞しました
「令和6年度新潟県自作映像・視聴覚教材コンクール」(主催:新潟県生涯学習推進センター)にて、敬和学園大学の学生が制作した映像作品が社会教育・地域映像部門で最優秀賞を受賞しました。
制作:宮路晴夏さん(国際文化学科4年)
監修:一戸信哉(国際文化学科 教授)
協力:小柳一朗さま
最優秀賞を受賞した作品は、宮路晴夏さん(国際文化学科4年)制作の『中野小屋之塔の軌跡』です。
宮路さんは、沖縄戦終焉の地である沖縄県営平和祈念公園内にひっそりと建てられた「中野小屋之塔」という小さな塔について、その設置に関わった方々のご家族へのインタビューや現地取材をすすめ、終戦後の沖縄と中野小屋との関わりや、この塔に込められた思いをドキュメンタリー作品にまとめました。

「情報メディア特論」履修者で、沖縄にある新潟の塔、中野小屋之塔を訪ねました
宮路さんの所属する「情報メディアコース」の授業科目「情報メディア特論」(担当:一戸信哉 教授)では、新潟を離れ、国内外の現地調査と取材を行い、その土地の歴史と成り立ちを理解します。今回の映像作品は、この授業での活動の成果として制作されたものです。
受賞内容
令和6年度新潟県自作映像・視聴覚教材コンクール
・受賞内容:最優秀賞
制作者からのコメント
宮路晴夏さん(国際文化学科4年)
「沖縄の地から太平洋戦争末期の悲惨さを伝え続けている沖縄県営平和祈念公園の片隅に、「中野小屋之塔」という年季を感じさせる小さな塔が静かに佇んでいました。この謎めいた塔に込められた家族の深い思いや、終戦後の複雑な心情があったことを知りました。この塔の歴史を知っている人は少ないと思いますので、私の作品を通じて多くの人にその存在を知ってもらい、中野小屋之塔が今後も継承されていくことを願います。」
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