キャンパス日誌

【ゼミ紹介】「山形県自作視聴覚教材コンクール」で本学学生の映像作品が入選しました

「第73回山形県自作視聴覚教材コンクール」(主催:山形県教育委員会)にて、敬和学園大学の学生が制作した映像作品が社会教育部門で入選しました。

制作:土門海音さん(国際文化学科4年)
アシスタント:宮路晴夏さん(国際文化学科4年)
監修:一戸信哉(国際文化学科 教授)
協力:伊藤満さま、伊藤コヨイさま、嶋崎暁啓さま、豊富町役場さま、佐藤正午さま、渡部耕二さま

 

入選した作品は、土門海音さん(国際文化学科4年)制作の『北海道・サロベツを切り拓く~庄内からの戦後開拓~』です。
土門さんは、戦後に国策としてはじまった北海道開拓事業に加わった、山形県庄内町出身の開拓者の方やそのご家族へのインタビューと現地取材をすすめ、開拓1世による開墾と営農の両立の苦労、そして開拓2世、3世と代を重ねる中で変化してきている北海道天塩郡豊富町庄内における山形県庄内町との関係性などについて、ドキュメンタリー作品としてまとめました。

山形県庄内から北海道開拓団に加わった伊藤さんにインタビューする土門さん

山形県庄内から北海道開拓団に加わった伊藤さんにインタビューする土門さん


 

土門さんのの所属する「情報メディアコース」(一戸信哉ゼミ)では、地域の魅力や文化、課題を取材し、ウェブや映像などを使った「情報発信」を行っており、その活動の一つが今回の受賞につながりました。

 

受賞内容

第73回山形県自作視聴覚教材コンクール
・受賞内容:入選

 

制作者からのコメント

土門海音さん(国際文化学科4年)
「山形県庄内で生まれ育った私ですが、戦後開拓によってできた北海道とのつながりや歴史があることを知らずに生きてきました。だからこそ、薄れていくつながりや伝承を、大学生の私が今できる形でつなげたいと思い、この映像作品を制作することを決めました。戦後新たな土地を求めて山形の地から遠く離れた北海道豊富で0から道を切り拓いた開拓者の方とそのご家族にお会いしました。インタビューや取材をすすめる中で、豊富の方々の温かさに触れることができました。私がすべての世代の人に伝えたい思いが届けられるように一つ一つ言葉を紡いだので、皆さんにぜひご覧いただきたいです。」

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