キャンパス日誌

【学生レポート】敬和学園大学と国際大学のイスラーム文化を通じた交流

敬和学園大学の長坂康代ゼミでは、文化人類学の学びを通じて、イスラーム文化圏を中心に国内外のさまざまな活動に参加し、視野を広げています。
長坂ゼミで学ぶ家井一冴さん(国際文化学科3年)による、新潟県南魚沼市にある国際大学で行われたイスラーム教の祝祭「イード・アル=アドハー」への参加レポートをお届けします。

イード・アル=アドハーは、イスラーム教の最も重要な祝祭の一つであり、「犠牲祭」とも呼ばれています。この日は、巡礼の儀式が最高潮に達する時期とも一致しており、メッカ巡礼に行っていない世界中のムスリムもこの日を盛大に祝います。

さまざまな国や文化の方々と交流する貴重な経験をすることができました

さまざまな国や文化の方々と交流する貴重な経験をすることができました

私たち長坂ゼミ3年生は、南魚沼市にある国際大学で行われたイスラーム教の祝祭「イード・アル=アドハー」に、パキスタン人でムスリムのマリクさん、ラナさん、アッバースさん、アッラディッタさん、国際大学卒業生のモハメッドアースランさんと一緒に参加してきました。

この日は、敬和学園大学の近くにある新潟市北区のイスラミックセンター新潟や、私たちが昨年訪れた西区のアンヌールモスクでも朝からお祈りがあったと聞きました。
イード・アル=アドハーのお祈りにはムスリムだけが参加できるということで、私たちは食事パーティーから参加させていただきました。

おいしいビリヤニをいただきました

おいしいビリヤニをいただきました

ラナさんが提供したビリヤニなど、各国の料理を少しずつ分けてもらうバイキング形式でした。私は、ビリヤニの上に、豆の料理とチキンカレーのようなものをかけてもらい、とてもおいしくいただくことができました。

食事の後は、マリクさんの計らいで、インドやケニアなどたくさんの国の方とお話をすることができました。
インドの方は私たちと同じくノンムスリムですが、この祝祭に一緒に参加していました。この祝祭は、マリクさんが言っていたように、イスラーム教であろうとヒンドゥー教であろうと関係なく、宗教を超えて交流ができるものだと再確認しました。

また、私はモロッコ出身の方と一緒にサッカーをしました。会話はうまくできなかったのですが、最後は握手をして、サッカーボールを通して心がつながったと感じました。

モロッコの方とは、言葉ではなく、サッカーボールを通じて、心がつながりました

モロッコの方とは、言葉ではなく、サッカーボールを通じて、心がつながりました

 

国際大学を後にする時に、モハメッドアースランさんがドローンを飛ばしてくれたので、国際大学の景色を上空から見ることができました。天気もよく、高く遠くに飛んだドローンからの映像は、私たちが学ぶ敬和学園大学よりも緑に囲まれ、自然豊かで美しいものでした。

ドローンの映像に写った私たち、さまざまな宗教を超えた対話ができました

ドローンの映像に写った私たち、さまざまな宗教を超えた対話ができました

 

最後に、私たちが今回訪れた理由の一つである、国際大学の近くに設立されたモスクを運営しているバングラデシュ人の学生とお話をしました。私たちのことをとても歓迎してくださり、パーティー後にモスクの中を見学させてもらいました。

アパートのフロアを改装してつくったモスク

アパートのフロアを改装してつくったモスク

アパート1階の部屋の壁を取り払ってモスクにし、男性と女性が別々にお祈りできる場所をつくっていました。
メッカの方角を示すアプリも見せてもらいました。マリクさんは、アパートの形状とメッカの方角が一致していないので、お祈りする場所が少し斜めになっていると教えてくれました。モスクは新たに建立するものだと思っていたので、既存の空間を生かす、こうしたモスクもあるのだと驚きました。

私たちは2年生の時からイスラーム文化理解の学びを継続していますが、まだまだ知らないことがたくさんあると気づきました。私たちはこれからも異文化を知り、理解し、自分の視野を広げていこうと思っています。(国際文化学科3年 家井一冴)

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