神を敬い、人に仕える(4代目学長 山田耕太)

2019年度後期 入学式式辞[2019-09-19]

20190919秋季入学式1

山田学長からの式辞

 

皆さん、敬和学園大学ご入学おめでとうございます。本学に入学するまで紆余曲折の道を歩んできたのではないかと思います。これから、新しい人生の土台を作るような気持ちで、しっかりと学んでいきましょう。

人生は出会いで決まると言います。私自身の拙い68年の人生を振り返っても、そのとおりだと思います。とりわけ、青年時代の出会いは後の人生に決定的な影響を与えます。青年時代には四つの大切な出会いがあります。

第一に、本当の友人との出会いです。いろいろな学びやクラブやサークル活動の中で、いろいろな友達と出会うと思います。一緒に苦楽を共にしていく中で互いに助け合って、信頼関係が深まっていくと、友達はかけがえのない真の友人となっていくことでしょう。大学で培った友情は大学を卒業しても長く続くことになるでしょう。

第二に、本当の先生との出会いです。大学で学ぶ中で、いろいろな先生と出会うことでしょう。先生は大学の先生とは限りません。地域社会の人かもしれません。あなたがこうなりたいと憧れる人と出会ってほしいと思います。その人が「わが師」と呼ぶべきあなたの先生です。その人のようになりたいと思っても、すぐにはそうなれないかもしれませんが、少しずつ近づいていくことができるでしょう。

第三に、本当の学びとの出会いです。大学でいろいろな学びを経験していくと思います。その中で自分が一番知りたいこと、自分が心から喜ぶ本当のことを知るという経験をすることがあるでしょう。それはあなたにとっての宝となる学びです。その学びを土台にしてあなたの人生を切り開いていくことができるでしょう。

第四に、本当の友と出会い、本当の先生に出会い、本当の学びに出会うこと以上に大切なのは、本当の自分に出会うことです。自分とは一体何者なのか、自分が何をしたいのか、何をして生きていくのか。自分は何に向いているのか。大学でいろいろな友達と出会い、いろいろな先生と出会い、いろいろな学びや活動と出会う中で、本当の自分と出会うことが大切です。

それでは、どのようにして学びや活動の中で、本当の自分と出会うのでしょうか。先ほど読んでいただいた聖書の言葉にそのヒントがあります。

「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」(ルカ11:9)
(Ask, and it shall be given you; seek, and ye shall find it; knock, and it shall be open to you. Luke11:9)

それは、第一に、自分から「求める」という積極的な姿勢をもつことです。受け身の消極的な姿勢ではなく、自分が主体的になって「求め続ける」姿勢をもつことです。第二に、自分から「探す」という行動を起こすことです。他人が「見つけ」たものを「受ける」のではなく、自分から積極的に行動することです。第三に、「門が開くまで」「門をたたき続ける」という結果が出るまで徹底することです。すなわち、積極的な姿勢をもって、行動して、徹底していく中で、今までの「自分」とは異なるまったく新しい自分を発見することになるでしょう。一言で言えば、「主体的な学び」(Active Learning)の態度を身に付けることです。

本学での大学生活で、さまざまなことを学び、活動し、経験する中で、今後の人生を切り開いていくのに必要な羅針盤や座標軸となる、はっきりとした自分の考え方や生き方の方針を身に付けていってください。そして、荒波のような世界の中で生きていくのに必要な備えを十分にしてください。「光陰矢の如し!」(Time flies!)大学生活は長いようであっという間に過ぎます。悔いのないように、しっかりとした人生の土台を築いてください。

2019年9月19日 
敬和学園大学長 山田耕太

ページトップ

メールを送る

このサイトについて | 個人情報について | ソーシャルメディア・ポリシー | 採用情報 | 教職員ポータル