学長室だより

備えあれば憂いなし

今年の冬は雪が少なく助かりました。今年2度目の寒波も去り、朝から小鳥がさえずり出し、春に向かいつつある明るい陽の光となってきました。

大学は試験も集中講義も終わり、春休みに入りました。学生たちはボランティア活動やクラブ・サークル活動に勤しんだり、アルバイトを通して社会経験を積んだり、調査旅行をしたり、海外に演奏旅行に出かけたりしています。教員たちは試験やレポートの採点が終わり、調査・研究や論文の執筆に勤しんでいます。

16日土曜には、第2回入学前スクーリングが本学で開催されました。12月8日の第1回入学前スクーリングでは「大学はおもしろいところ」と題して開催し、大学がおもしろくなるのは、受け身で学ぶ姿勢ではなく、「アクティブラーニング」に象徴されるように、自分から積極的に学び、主体的に取り組む姿勢を持つことが大切であることを理解していただきました。

今回は「大学生活の目標とは」と題して開催しました。大学は4年間ですが、前期・後期合わせて8学期で構成されています。それぞれの段階で、達成できそうな小さな課題を自分に課して、それを達成することを目指して学んでいただきたいと思います。学ぶことは、しばしば真似ることから始まりますが、それに留まらずに、自分らしく学び、自分らしく生きていく土台を築いていっていただきたいです。今回も学食には溢れるほどの本学への入学を決めた高校生と保護者の皆さまにお集まりいただきました。食事も会話が弾み楽しいひとときでした。(山田 耕太)

2019.2.22学長ブログ

学食での楽しいひととき