学長室だより

アメリカ・リー大学からの短期留学生を迎えて

新潟県も関東甲信地方に続いて先週から梅雨入りしました。街中ではビワの木の実が黄色く色づいています。大学のニュートンのりんごの木も、緑色のリンゴの実が次第に大きくなってきました。

6月6日木曜から今週19日水曜まで2週間、本学の日本文化・日本語研修プログラム(JCLP)に参加するために、アメリカ・テネシー州のリー大学から10人の短期留学生が1人の引率教員と共に来ていました。リー大学からの短期留学生は2015年度以来の4年ぶりでした。2016年度と2017年度は、アメリカ・ワシントンDCのハワード大学から短期留学生が来ていました。皆、本学の後は広島を訪れて帰国します。

今回のリー大学の学生たちは、大学近くの宿舎に空き部屋がないので、20年近いJCLPの歴史の中で前回から新潟駅近くに宿舎を取り、JRと学バスで本学に通うことになりました。新潟駅で新発田駅方面行の電車に乗るのは、車社会のアメリカ人学生にとっては初体験のこととなりました。今回は映画制作学科の先生と学生中心でしたので、漫画とアニメのメッカである新潟を満喫したことでしょう。

学生たちも日本語のヘルプや習字・なぎなた・座禅など日本文化紹介を手伝い、国際交流で盛り上がりました。例年のように日本語学習の合間に、新発田城・清水園・市島酒造の新発田市内フィールドトリップと白根大凧合戦に加えて、今年は酒田市内のフィールドトリップが新たに加わりました。週末のホームステイ・プログラムにご協力くださったご家庭をはじめ、お助けくださった皆さま方に心から感謝します。(山田 耕太)

2019.6.21学長ブログ

日本文化の書道を体験しました