学長室だより
長い梅雨が明けて
街中ではサルスベリの赤い花が咲き始めました。「百日紅」と漢字では書きますが、文字どおり長い間花が咲きます。気象庁は梅雨明け宣言を出しましたが、最後に新潟県下越地方でも激しい雨が降り、新発田市でも一時大雨警報と避難指示が出ました。新発田市の中心部では水が溢れたところがあったようですが、町外れの大学周辺ではたいしたことはありませんでした。
先週31日金曜の新潟日報に「敬和学園大学関係者感染」という記事が掲載され、ご心配をおかけいたしております。28日火曜にご本人と保健所から家庭内感染の連絡がありました。保健所からは濃厚接触者は誰もいないので、特別に何もしなくてもよい、普段どおりのマスク・手洗いを励行し、三密を避けるという指導がありました。
大学は保健所の指導とは別に慎重に判断して、30日を臨時休校にして学内を消毒し、31日からその方が最後に来学した2週間後の8月4日まで、全面遠隔授業に切り替え、5日から対面授業を再開することにしました。
新型コロナウイルスが身近にまで迫っていることを感じます。同時に、油断せず隙も与えずに、この目に見えない手ごわいタフな相手との闘い覚悟しなければなりません。感染された方のご快癒と学生教職員の皆さんの健康と安全安心のためにお祈りいたします。(山田 耕太)