キャンパス日誌

2024年度 英語文化コミュニケーション学科卒業論文発表会を開催しました

英語文化コミュニケーション学科の卒業論文発表会を開催しました。
この発表会は、学生たちが自ら研究テーマを決め、4年間で培った学びの成果として書き上げた卒業論文について発表するもので、来場者からのフィードバックを得る貴重な機会でもあります。

英語文化コミュニケーション学科の卒業論文発表会を開催しました

 

卒業論文発表

坂井優茉さん「2024年大統領選が与える教育政策、連邦資金への影響 〜米国のチャータースクール運営と党派性:2024年大統領選が示す未来〜」(指導教員:山﨑由紀 教授)

アメリカのチャータースクールと日本の公立学校との違い、就任した大統領によってチャータースクール推進の目的が異なること、第二次トランプ政権でのチャータースクール運営の展望について、説明・考察しました。

坂井優茉さん「2024年大統領選が与える教育政策、連邦資金への影響」

 

吉崎佳太さん「レスリー・M・シルコウ―物語の文字化と「境界」への挑戦―」(指導教員:荒木陽子 教授)

レスリー・M・シルコウ『儀式』を題材として、主人公のテイヨが、言葉による語りを重要視し文字を持たない民族であったラグーナ・プエブロの伝統を語り継ぐ使命を自覚するまでの流れや背景について、説明・考察しました。

吉崎佳太さん「レスリー・M・シルコウ―物語の文字化と「境界」への挑戦―」

 

今野善江さん「イスラエル-パレスチナ問題 国連安保理での投票行動から見るアメリカ-イスラエルの「特別な関係」の変化」(指導教員:山﨑由紀 教授)

歴史的に長期化・複雑化している「イスラエル-パレスチナ問題」について、国際法を無視し続け武力攻撃を行うイスラエルをアメリカが特別に支援する理由は何なのかという点から、説明・考察しました。

今野善江さん「イスラエル-パレスチナ問題 国連安保理での投票行動から見るアメリカ-イスラエルの「特別な関係」の変化」

 

それぞれの発表に対して、学年・学科を越えて集まった聴衆よりさまざまな質問が出されました。
発表終了後には、金山学長、指導教員の先生方から、最後まであきらめずに卒業論文をまとめあげた学生たちへの労いの言葉と、卒業後の進路でも学びを生かしていってほしいという温かいメッセージが送られていました。

 

教員からのコメント

3名の立派な研究と発表に、大きな拍手を贈りたいと思います。4年間の学びの集大成と言える卒業論文ですが、「書き上げるモチベーションとパッションはなんでしたか?」という質問に「自分でやると決めたことをやる、という意地でした」との答えが印象的でした。自分でやると決めたことをやり切ること、それは自分との約束を守るということだと思います。他者との約束を守れない人は信頼されませんが、それは自分との約束でも同じことが言えるのではないでしょうか。そして、自分を信じることができるということが、「自信」になるのですね。4年間の深い学びをまとめ上げた自信を胸に、次のステージでも活躍してください。(英語文化コミュニケーション学科准教授 大岩彩子)

 

発表した学生の皆さん、お疲れさまでした。敬和学園大学での学びを糧に、卒業後もさまざまな分野で活躍していく姿を楽しみにしています!

発表学生と指導教員で記念撮影

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