キャンパス日誌

【授業紹介】「地域学」でフードバンクしばたさまを見学しました

敬和学園大学には「地域学」という授業があり、地元の自治体や会社の方からお話を伺い、会社見学をする機会が用意されています。

今回の授業では、新発田市を中心に活動されているフードバンクしばたさまを見学させていただきました。フードバンクしばたさまは、ひとり親家庭や生活に困窮する家庭などに対して、包括的に寄り添った支援を行うため多数の事業を展開されています。

学生たちはまず、フードバンク事業の拠点である「フードバンクしばた」へ向かいました。
到着するとスタッフの皆さまからお出迎えいただき、フードバンク事業の取り組みについてのご説明をお聞きしました。大量の支援物資を保管するため、一軒家への設置は珍しい業務用の冷蔵庫などの設備もありました。
学生たちは施設内や支援物資を興味深そうに眺め、気になることなどを積極的に質問していました。

フードバンク事業の拠点を見学しました

 

現在は、コロナ前に比べて支援物資の提供数が半減しているそうです。市役所やコミュニティセンター、コンビニなどの身近な場所にもフードドライブボックスが設置されているので、支援に興味のある方は調べてみてください。

集められた支援物資の一部

 

続いて、隣接する産前産後ケア施設「ゆりかご」へと移動し、助産師や看護師の経験をお持ちだというスタッフの渋谷さんと速水さんより、施設・設備等についてご説明いただきました。
「ゆりかご」は、お母さんと赤ちゃんの【こころとからだ】のサポートをするための施設として、今年5月に開設されました。1歳未満の赤ちゃんとお母さんは何回でも無料で利用できます。

産前産後ケア施設「ゆりかご」を見学しました

 

お母さんの休憩するベッドや沐浴用のベビーバスなどを見せていただいた後、スタッフさまと利用者さまのご厚意で、ちょうどお母さんと赤ちゃんたちが過ごしていた部屋も少しだけ拝見することができました。
学生たちにとっては普段なかなか行く機会のない場所なので、いろいろと発見や学びがあったようでした。

紙おむつやおしりふき、絵本などの備品も、無料支援や寄付金で賄っているものが多いとのこと

 

新発田市を拠点として、多数の事業で生活に困窮する家庭を支えるフードバンクしばたさまの貴重なお話で、学生たちもさまざまな学びを得ました。
スタッフの皆さま、貴重な機会をいただきありがとうございました!

スタッフの武田さんと受講学生とで集合写真

 

フードバンクしばたさまについてはこちら

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