キャンパス日誌

【チャレンジ学生10】夢の実現にむけて

夢の実現にむけて

趙

人はそれぞれ自分の夢を持っている。専門学校を卒業するまでずっとプログラミングの勉強をしてきた僕の夢は、システムエンジニアになることだ。
一去年の夏休みの始めに、インターネット上のIT関係の掲示板でたくさんの人からコンピュータ・プログラミングについての質問を受けた。質問されたプログラミング言語によるネットワーク通信関係の資料は日本にはまだほとんどなかった。その時、「これをたくさんの人に教えたい!」と本を書こうと決めた。思ったらすぐに実行する、僕は夏休みの間、アルバイトの時間を減らして、ほとんどの時間をパソコンの前で過ごした。二ヶ月を経て、「Visual C#.NETではじめるネットワークプログラミング」という300ページ近い原稿が誕生した。日本語を指導してくださった有田先生には、ひときわ感謝している。
約80日の夜と昼の逆転した生活、最後の1ページを書き上げた時の喜び、これらは僕の人生にとって大切な経験になるに違いない。それに、自分の知識をたくさんの人に役立ててもらうことはとても嬉しいことである。
昨年の9月にネットワークプログラミングの第二弾「FTPプログラミング」を出版することになった。これからは情報の時代、この社会の進歩を支えているのは科学技術であると思う。
僕の目標は卒業までにネットワークプログラミング・シリーズの最後の一冊「Eメールプログラミング」を完成させることである。そして自分もどんどん新しい技術を勉強し、もっと高いレベルへ進みたいと思っている。(国際文化学科3年 趙 森(チョウ シン)さん)