キャンパス日誌

山田耕太学長ご夫妻より、敬和学園大学にグランドピアノを寄贈していただきました。

寄贈いただいたグランドピアノ（山田学長ご夫妻と共に）

山田学長の娘さんが幼少のころから使われていたピアノで、学長ご家族にとって家族の一員のようなものです。娘さんは、大学にこのピアノを送り出されるまで別れを惜しむようにずっと演奏を続けられたそうです。

このグランドピアノは、ディアパソン（DIAPASON）というメーカーのものです。わが国のピアノ界の至宝といわれた大橋幡岩氏によるブランドで、純粋な中立音を特徴とした氏の「理想のピアノ」を具現化したものです。日本のピアノを世界的水準まで高めたブランドであり、河合楽器に経営統合された現在もワンランク上のブランドとして継続製造されています。

搬送や調律にかかるすべての費用、細かな破損部品の交換まですべて学長ご夫妻がご手配くださいました。

寄贈いただいたディアパソンのグランドピアノ

購入時のディアパソン社からのお手紙やメンテナンス記録も残っておりました

ピアノは、学生たちが普段くつろぐ空間ですてきな音楽が奏でられるようにという学長夫妻の思いから、オレンジホール・アネックスに設置させていただきました。

グランドピアノの前に座られる山田学長夫人

時には学生たちが、時には教職員が演奏し、今後は敬和学園大学というファミリーの一員として一緒に時を過ごさせていただこうと思います。
ご寄贈ありがとうございました。