学長室だより

紅葉が一段と鮮やかです

街中ではドウダンツツジの生垣が燃えるような赤色に染まっています。8日夕には本当に久しぶりに、雲の合間から顔を出してきた月食を見ました。天王星食は肉眼では見えませんでしたが、翌朝の新聞写真で確認しました。

赤と緑がきれいに並んだドウダンツツジの生垣

赤と緑がきれいに並んだドウダンツツジの生垣


 

8日午前にオレンジ会役員会が大学で開催されました。今年度の事業報告、大学の現況報告などの後に、オレンジ会から支援を受けて夏期デンマーク留学研修に参加した学生たちからバァナゴップ・ホイスコーレでの研修報告がありました。前期はオンラインでデンマークについて学んだ上で、1~3週間の現地での教育プログラムに参加し、世界各地の参加者と交流を深めた様子がよく分かりました。 オレンジ会のさまざまなご支援を感謝いたします。

オレンジ会役員会で、夏期デンマーク留学研修に参加した学生たちから報告がありました

オレンジ会役員会で、夏期デンマーク留学研修に参加した学生たちから報告がありました


 

9日に新発田市立歴史図書館で細野孝司図書館長と鈴木秋彦前図書館長にお目にかかりました。新発田市上舘出身のダンテ学者山川丙三郎の直弟子の石川重俊先生がご高齢となり、石川先生の所有する山川関係の資料類と山川の精神的指導者の新井奥邃関係の資料類、合わせてダンボール2箱が、息子の石川廣氏から敬和学園大学に送られてきました。それに私の持っているダンテに関する書籍・資料類段ボール1箱を加えて、新発田市立歴史図書館に寄付を申し出て受理されました。手紙類など個人情報に関するものは非公開としました。ダンテ『神曲』を初めてイタリア語から日本語に訳した山川丙三郎の存在が、地元の人々に知られるようになり、新発田市がダンテに関心のある人々のささやかな研究拠点になることを期待します。

11日のアッセンブリ・アワーでは夏期デンマーク留学研修報告に続いて、中国に行かずにオンライン留学で中国語を学んだ学生たちの報告もありました。後期入学の中国人留学生がようやく本学に到着し歓迎しました。(山田 耕太)

中国からの留学生が敬和学園大学に到着し歓迎しました

中国からの留学生が敬和学園大学に到着し歓迎しました