学長室だより

新型コロナウイルス対策に追われて

桜が満開になっても、花冷えの日が続き、少し長く持ちそうです。先月に新型コロナウイルス対策会議を何回か開きました。新潟県の感染状況は安定しているのですが、先週政府から緊急事態宣言が出され、新潟県知事も来県者に2週間の自宅待機を要請し、対策に追われ続けました。

7日火曜は、朝からキリスト教と教育委員会で毎週1年生全員が出席するチャペル・アッセンブリ・アワーの対策を考えました。新入生が密集しないように学科別に2グループに分けて、学生は隔週ごとに出席する方策を取ることにしました。

その日の午後には、教職員と非常勤講師を対象にした遠隔授業のFD/SD研修会を開催し、夕方から夜に政府の緊急事態宣言が出されることを前提にして、新型コロナウイルス対策会議を開催しました。そこでは、感染状況に応じた4段階を前提にした教職員・学生の各種の対応指針を決めました。

2020.4.17学長ブログ

FD/SD研修会では、遠隔授業の実施方法について勉強会を行いました

 

8日水曜は、教学マネージメント委員会で大学の新型コロナウイルス対策方針の改訂案を中心に協議し、入学式は中止し、最初のチャペル・アッセンブリ・アワーの植樹式前を入学礼拝に代え、池上彰氏記念講演会は1年延期にすることを決め、それらの方針をその直後の教授会で承認しました。

9日木曜の午前中の寮運営委員会では、学生寮の対応指針を定めました。その日の夜7時からは男子寮の学生を対象に、翌日10日の夜7時からは女子寮の学生を対象にして、寮生に新型コロナウイルス対策の注意事項と対応指針を直接伝え、学生の質問に答えました。(山田 耕太)