チャペルのひびき
平和の主にならいて
10月16日のチャペル・アワーの説教は、北川博司先生(本学特任教授)がご担当されました。先生は、ヨハネ福音書の1章をテキストに、時に満ちて神が人となられ、私たちの間に宿られたイエスという方のもたらす平和について心に沁みるメッセージを届けてくださいました。私たちの心の中には他者を迎えるたくさんの部屋があると先生は言われます。ともすれば、私たちはその部屋の扉を一つずつ閉め、他者との間に様々な境界をつくり、自分だけの世界をつくってしまう存在であるとも。イエスはそうした境界を越えながら他者の心に寄り添い、ご自身の平和を手渡してゆかれたかた。そのイエスに倣い、心の部屋の扉を他者に対して、また声にならぬ他者の声に開いてゆくことの大切さを北川先生は教えてくださいました。引き続く、アッセンブリ・アワーでは、平和学習サークル「Keiwa Peace Project~祈り・つながり・希望~」の皆さんが、サークルの活動の目的と概要についてお伝えくださるとともに、また広島女学院大学にて夏期に行われた平和学習での学びを豊かに分かち合ってくださいました。平和の主であられるイエス・キリストの心を大切にする本学におけるこのサークルの活動を通して、争いのやむことのないこの世界に、また分断される人々の間に、和らぎがもたらされますよう願ってやみません。 (下田尾 治郎)
Ⅰ.チャペル・アワー
説教 「こころに宿る言葉―言葉を聴き、共に生きる―」 特任教授 北川 博司 先生

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
Keiwa Peace Project~祈り・つながり・希望~活動報告

<参加学生の感想>
感想1)チャペル・アワーでは「祈るとは、すぐに答えを出すことでも問題の解決方法を教えることでもありません。苦しんでいる人の言葉を簡単に説明せず、その人を心の中から追い出さず、憶え続けること。それも祈りなのだと思います。」「語られた言葉や沈黙を心の中に置き、その人を憶えて祈ること。」というお話や言葉の数々は、人に寄り添い理解するということについて改めて考えることのできる内容のように感じた。また、心の中にある他者を迎える為の部屋があること=他人を理解することはひいては自分の為になるということも印象的に感じた。他者の苦しみを理解するということはすぐに理解したつもりにならず、私はあなたの苦しみを全て分からないと認めつつそれでも共に寄り添い憶えて祈ることもまた苦しみを理解する方法の1つであると感じた。
感想2)KPPの活動報告を聴いて改めてKPPは身近な所から平和を伝える活動をしているのだと感じました。敬和祭での屋台と展示では身近な食とともに平和について考えるきっかけをお客さんと共に作っていったことに学内だけでなく学外の人にも平和を考えていきたいのだと思いました。広島の平和学習プログラムではテレビや書籍とは違う生々しさを聴きながら感じることができました。私もKPPのサークルに入っています。今年度はあまり活動ができていませんでした。来年度は広島の平和訪問や活動に積極的に参加したいです。








