学長室だより

地域社会のご支援を感謝して

今週初めに九州北部では春一番の嵐が吹きましたが、新潟県をはじめ北日本では寒波となってやってきました。

先週から新年度に学長となる金山愛子先生と小竹事務局長と共に、敬和学園大学を支えてくださる地元の自治体や支援団体を巡って、新旧学長交代のごあいさつに出かけています。大学のキャンパスは新発田市と聖籠町にまたがった土地にあります。また大学創設費約26億5,000万円の中で、新発田市から12億円、聖籠町から4億5,000万円、さらに新潟県から建物建設費の1/3規程により6億円の支援を受けました。そのご恩を忘れないように校舎には、新発田館と聖籠館という名称の建物があります。また、入学式は新発田市民文化会館で、卒業式は聖籠町町民会館で執り行い、それぞれ市長と町長からごあいさつをいただいております。さらに本学は地域社会の学生を地域社会の担い手に育てる地域循環教育を行い、同時に大学での学びを街中での活動とリンクさせる街中キャンパス化を展開しています。このような経緯から新発田市長・市議会議長・市教育長ならびに聖籠町長・町議会議長・町教育長と新発田市商工会議所会頭にあいさつ回りをしています。

また本学にはオレンジ会という他大学にはないユニークな支援団体があります。それは本学の北垣宗治初代学長が、大学のある街づくりとして、本学開学直後から、新発田市と聖籠町の関係者や商工会関係者を、本学の開学時から学術交流協定を結んでいる米国アイオワ州オレンジ市にあるノースウェスタン大学をはじめとする大学町の視察旅行に引率しました。それに参加した人々から始まった大学支援組織です。オレンジ会が国際交流支援や困窮している学生支援などをしてくださるので、感謝の気持ちでごあいさつに出かけています。(山田 耕太) 

北垣初代学長(右から2人目)とヴァンダウェルフ先生(左)

北垣初代学長(右から2人目)とヴァンダウェルフ先生(左)

2017年10月にも訪問をしました

2017年10月にも訪問をしました