キャンパス日誌

【学生レポート】「情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢」に参加しました

10月12−13日に開催された情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢 2012。国際文化学科の一戸信哉准教授と共に、4人の敬和生が学生スタッフとして参加しました。
このイベントの様子を、二ノ宮なつみさん(英語文化コミュニケーション学科3年)がレポートしてくれましたので、他のメンバーのコメントと共に掲載します。

 

____ 英語文化コミュニケーション学科3年 二ノ宮なつみ ____

10月12−13日に開催された、情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢に、学生スタッフとして参加してきました。
敬和から参加した学生スタッフは、英語文化コミュニケーション学科3年の赤松、西方、見田、二ノ宮の4名です。西方と二ノ宮は昨年に続いて二回目の参加、赤松と見田は初参加でした。
学生スタッフは敬和だけでなく、新潟大学から4名、群馬県の新島学園短期大学から3名、それぞれ参加がありました。
学生スタッフは参加者を迎える「受付係」、講師控室で対応する「講師控室係」、講演会場でUstream配信をしたり、質問者用のマイクを運ぶなどの「会場係」、参加者に配布する「湯沢せきゅあ新聞」を発行する「新聞係」の4つの係に分かれ、社会人スタッフとともに働きました。
敬和のスタッフは受付が西方、講師控室が赤松、会場に見田、新聞が二ノ宮という配置でした。振り返ってみると、この役割分担は、適材適所でした。
どの係でも社会人スタッフや他大学との学生とよく連携がとれていて、スムーズに大会運営に貢献できたと思います。
これはそれぞれのメンバーが、一生懸命に自分の仕事に取り組んだ成果だと考えています。


新聞班の皆さんと(二ノ宮さんは一番左)

 

また、講演プログラム終了後には、参加者や社会人スタッフの皆さんとの交流の場もあって、普段ならお話することができない社会人の皆さんとお話しすることもできました。いろいろな方々とお話をすることによって、今まで過ごしてきた生活は思っているよりも視界が狭かったことに気づいたり、新しい考え方に出会うこともできました。
今回、スタッフ内では「とにかくやってみよう!」という考え方が新しい企画が大成功につながりました。学生スタッフも(特に新聞は)「とにかくやってみよう!」の考え方の良さを実感できたのではないかと思います。


終了後、越後湯沢駅で社会人スタッフと

 

今回、湯沢WSに参加したことにより、新しい出会いに恵まれました。「社会人の皆さんと知り合いになる」というのは、小さなことのようですが、学生スタッフには大きな成果です。うれしくなりました。
私の場合は1年ぶりに会えたりして、相手も私の事を覚えてくださっていて2倍うれしかったです。そして、次にまた会えることが楽しみになります。
人脈の広がる楽しさとうれしさを味わうことができました。
今はTwitterやFacebookでお互いの近況を知り合うことができるので、一度きりの関わりで終わらせるのではなく、この出会いを大切にしていきたいです。
最後に、湯沢学生スタッフに声をかけてくださった一戸先生、貴重な経験をさせていただいてありがとうございました。

 

____ 英語文化コミュニケーション学科3年 見田大輔 ____

今回、初めて湯沢WSに参加しました。
Ustream配信班を担当し、社会人スタッフの方と共に講演の様子をネット配信、同時にタイムキーパーの仕事も行いました。
はじめはこのポジションが自分に務まるか不安でしたが、ゼミ活動「Keiwalunch」での経験を活かしてがんばりました。社会人スタッフの方々の強力なサポートもあり、無事に配信を行うことができました。
非常に大規模なイベントの配信を経験できただけでなく、さまざまな社会人の方々や他大学の学生と知り合えるとても貴重な体験でした。


配信中の様子(手前が見田くん)

 

____ 英語文化コミュニケーション学科3年 西方花子 ____

前回に引き続き受付として参加させていただきました。
前回初めて参加させていただいたときには余裕がなく失敗しないようにと必死でしたが、昨年お世話になった方々にも声をかけていただき、二回目にしてようやく心から楽しく笑顔で受付をできたように思います。
このように多くの方々とご一緒し、自分の知らない分野についてお話を聞く機会を持つことができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。


受付担当の学生スタッフ(右が西方さん)

 

____ 英語文化コミュニケーション学科3年 赤松侑 ____

今回私は初めて参加をさせていただきました。講師控室担当でした。
社会人スタッフで同じ担当のチーフであった、加藤さんをはじめ、関係者スタッフの皆さんにはとても優しく接していただき、私はリラックスして勤めを行うことができました。
いろいろな講師の方々ともお話ができました。公演の音声も講師控え室には全て入るので進行の把握ができて良かったです。
個人的には間違いも多く、お名前や日本語を間違えたりしましたが、加藤さんたちがフォローしてくださいました。(と、いうか加藤さんが大好きです!)
大変貴重な体験でした。大変お世話になりました。本当にありがとうございました。


講師控室担当の学生スタッフ(右が赤松さん)

 

____ 国際文化学科准教授 一戸信哉 ____

情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢は、毎年10月情報セキュリティ業界の「秋合宿」として開催しています。敬和学園大学着任以来実行委員をやらせていただき、2011年度から大会運営委員長をつとめています。
今年は「新しい脅威」がテーマとなり、スマートフォン、サイバー攻撃、自動車のセキュリティなど、ネットワークのさまざまな脅威に対する対応について、とりわけ組織を超えた情報共有、連携のあり方などについて議論しました。
情報セキュリティに対する社会的な関心ぼ高まりもあり、今年は300人近くのご参加をいただきました。

 

毎年敬和からの学生スタッフは、私のゼミを中心に学生に依頼してきましたが、今年はゼミのメンバーで都合のつかないメンバーが多く、結果私が所属する国際文化学科ではなく、英語文化コミュニケーション学科の学生4名に参加してもらうことになりました。結果的には、4人ともすばらしい働きをしてくれて、社会人スタッフからもとてもよい評価をいただきました。
日頃からボランティア活動と接点のある敬和生の力が、今回うまく発揮されたと思っています。
人文学部の敬和と情報セキュリティは、イメージとしてはかなり遠いところにありますが、今年度から「情報メディアプログラム」をスタートさせて、情報セキュリティを含めて、人文系ならでは取り組みを強めています。湯沢WSに参加するメンバーが、経験をフィードバックすることにより、学内における情報セキュリティへの関心を高めたり、就職への意識が高まるなどの効果が、出てくるものと期待しています。

情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢 2012、過去最大級の盛り上がりの中終了 | ICHINOHE Blog http://shinyai.com/2012/10/15/yuzawaws-5/

情報セキュリティ・ワークショップ in 越後湯沢 http://www.anisec.jp/yuzawa/