キャンパス日誌

【卒業生リレーエッセイ81】~聖籠町職員として活躍する加藤篤輝さん~

人とのつながりを大切にし、町を元気にしていきたい

聖籠町役場の職員として、地域イベントの企画・運営や聖籠町のPRに携わっています。
この部署に異動して最初の大きな仕事は「新潟県聖籠町長杯サーフィン大会」の実施でした。元々は地元のサーフィンショップが主催し、10年以上の歴史があるイベントです。このイベントを聖籠町が引き継ぎ、最初の担当者として企画・運営に取り組みました。「サーフィンはどんなスポーツか」というところから手探りでスタートしました。サーフィン団体を始め、さまざまな外部団体や町民の皆さまのところに出向き、協力を得ながら企画し、運営体制づくりを進めていきました。
私は学生時代にボランティアサークルで聖籠町の主催するさまざまな行事に参加していました。町の職員の方々と一緒に活動、行政の仕事の流れを利用者側の立場から理解できた経験が、多くの方々を巻き込んだ今回のイベントづくりに大いに役立ちました。
大会には、新潟県内外から約60人が参加、来場者数は240名という結果となり、聖籠町の大きなPRができたことに達成感を感じています。

産業観光課にて、地域イベントの企画・運営や聖籠町のPRに携わっています

産業観光課にて、地域イベントの企画・運営や聖籠町のPRに携わっています


 

社会で生きる敬和の学び

大学に届く地域からのボランティアの依頼を学生につなげるコーディネーターの活動をしていました。大学と地域を行き来しながら、多くの人と人をつなぐことができました。大きな仕事を動かすために、人とのつながりや、コミュニケーションが非常に大切であることを体験的に理解できました。(2017年度卒業 加藤篤輝さん)

学生時代にボランティアサークルで聖籠町の主催するさまざまな行事に参加

学生時代にボランティアサークルで聖籠町の主催するさまざまな行事に参加