キャンパス日誌
「地域学」でエフエムしばたさまを見学しました
敬和学園大学には「地域学」という授業があり、地元の自治体や会社のトップの方からお話を伺い、会社見学をする機会が用意されています。
今回の授業では、新潟県で4番目のコミュニティ放送局として1997年に開局したエフエムしばたさまを見学させていただきました。エフエムしばたさまは「つながるステーション」をキャッチフレーズに阿賀北地域の皆さまから愛されている放送局です。
エフエムしばたさまでは、本学卒業生の有本らなさんがパーソナリティーとして活躍しており、社会で活躍する卒業生に会えることも今回の見学の楽しみの1つでした。
学生たちは、まず新発田市役所の中にある、エフエムしばたの出張スタジオ「ヨリネス街角スタジオ」に向かいました。
到着すると、塚野正紀 放送局長がお出迎えくださり、「ヨリネス街角スタジオ」についてご説明いただきました。学生たちは施設内を興味深そうに眺めていました。
続いて、新発田市生涯学習センター内のエフエムしばたさま本社へ移動し、施設・設備等についてご説明いただきました。
塚野さまのご説明に続いて、代表取締役の西村純子さまよりエフエムしばたの各部署(放送部、技術部、営業部、総務部)の業務内容などについてご説明いただきました。
最後はエフエムしばたで勤務する敬和学園大学卒業生の有本らなさんよりエフエムしばたで勤務するようになったきっかけや現在の業務内容、学生時代に力を入れて取り組んだことについて話していただきました。
お話の最後には、後輩たちに「学生時代にやるべきこと」として学生だからできることにぜひチャレンジしていってほしいと助言をいただきました。
<受講した学生の感想1>
西村社長の講演では、東京でお仕事をされていた時のことや、『街角こんぱす』をつくることになったきっかけなどを伺いました。エフエムしばたの改善点についてのお話では、なぜ、どのように改善すればよいのかを論理的に説明してくださり、視野の広さの大切さを感じました。エフエムしばたの見学では、私たちにラジオ放送が届くまでを学ぶことができました。取材、原稿作成、放送するための機材などを見ながら学ぶことができ、とても貴重な時間でした。敬和学園大学の卒業生である有本さんからは、エフエムしばたに勤めるようになったきっかけや、ラジオパーソナリティになるまでの経緯などを伺いました。有本さんが学生時代からさまざまなことに取り組んでいたという背景も分かり、主体的な活動の大切さを改めて考えました。20年以上の歴史のあるエフエムしばたも進化し続けていることを知り、自分が時間をかけて手にしたものでもまだまだ進化の余地があると考え、前向きな気持ちになりました。
<受講した学生の感想2>
エフエムしばたの施設では、普段滅多に見られないところまで見学させていただきうれしかったです。また、敬和学園大学の卒業生である有本さんからは、今の職業に就いた理由や仕事での苦労話などを聞くことができ、将来自分が就職する際の参考にしたいと思いました。私は今まであまりラジオを聞く機会がなかったのですが、この講義をきっかけにラジオを聞いてみようと思いました。
<受講した学生の感想3>
大学の講演では代表取締役の西村さまから、会社のよい面だけではなく問題点や抱えている課題なども語っていただき、経営の難しさを学びました。同時に、会社をよくしよう、新発田を盛り上げようと奮闘する西村社長の熱い思いも伝わりました。エフエムしばた見学の際には、大学の先輩である有本さんのお話もお聞きし、番組の中に新発田の魅力をたくさん詰めることができるのは、取材や話題づくり、構成などをしっかりとやっているからこそなんだとわかりました。楽しそうに自分の仕事を語る有本さんの姿に、私も就職したら自信を持って人に話せるような努力をしていきたいと思いました。
エフエムしばた(76.9MHz) さまの放送はウェブでも聞くことができます。
「敬和キャンパスレポ」敬和学園大学の学生たちによるラジオ番組
毎週金曜 21:00-21:30
「らな散歩 ~商店街編~」敬和学園大学卒業生の有本らなさんによるラジオ番組
毎週金曜 15:00~15:15
新発田市出身の有本らなが、「日本一長い」ともいわれる約1.5kmのメインストリートをぶらり歩いて、気になったお店をじっくり取材!そのお店「ならでは」の魅力をたっぷりお伝えします。
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