キャンパス日誌

【ゼミ紹介】「東京ビデオフェスティバル2025」で本学学生の映像作品がTVFアワードを受賞しました

市民による市民のための映像祭「東京ビデオフェスティバル 2025」(主催:NPO市民がつくるTVF)のTVFアワード34作品に、敬和学園大学の学生が制作した映像作品が選出されました。

制作:小杉日和さん(国際文化学科4年)
監修:一戸信哉(国際文化学科 教授)
協力:荒井真理さま(佐渡市議会議員)、小野弘さま(相川キリスト教会牧師)

 

TVFアワードに選出された作品は、小杉日和さん(国際文化学科4年)制作の『佐渡金山と朝鮮人労働者』です。
小杉さんは、昨年(2024年)世界遺産に登録された佐渡金山の歴史の裏に隠された、朝鮮人労働者たちの労働について、佐渡でのインタビューや現地取材をすすめ、その実態に迫るドキュメンタリー作品にまとめました。
*今回公開したバージョンは、TVF応募時から内容をアップデートしています

小野弘さま(相川キリスト教会牧師)に取材する小杉さん

小野弘さま(相川キリスト教会牧師)に取材する小杉さん

 

小杉さんの所属する「情報メディアコース」(一戸信哉ゼミ)では、地域の魅力や文化、課題を取材し、ウェブや映像などを使った「情報発信」を行っており、その活動の一つが今回の受賞につながりました。

 

受賞内容

東京ビデオフェスティバル2025
・受賞内容:TVFアワード

*「東京ビデオフェスティバル」とは、ビデオメッセージの伝達と表現力の向上を目的に 1978年から開催されている映像祭です。

 

制作者からのコメント

小杉日和さん(国際文化学科4年)
「佐渡金山の世界遺産登録をきっかけに、その歴史の裏側に目を向ける必要性を感じてこの映像作品を制作しました。輝かしい金山の歴史の陰には、過酷な労働環境に置かれた朝鮮人労働者たちの存在がありました。実際に現地を訪れ、インタビューをしていく中で、歴史の複雑さや記録を残す意義を深く考えさせられました。この映像が、佐渡金山の多面的な歴史を知り、未来にどう向き合うかを考える一助になれば幸いです。」

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