キャンパス日誌

自分を変える出会い

仲間たちと（左から3人目が村山さん）

大学1年の春休み、国際ボランティアサークルの一員としてタイを訪れました。この経験は私を大きく変えてくれました。旅の主な目的は住居建築ボランティア活動でしたが、それまで海外に行ったことがなく、家に閉じこもっていることの多かった私にとっては、タイに行ったことそのものが重要でした。
タイでは日本より、不便なところがありました。例えばトイレには紙もなく、水も流れないことが多かったです。しかし、タイのトイレは、私に水や紙の大切さなども改めて教えてくれました。驚きやどこか懐かしい気持ちなど、さまざまな感情や気づきが、タイの空気、食べ物、言葉、人などに触れて、自分の中から溢れ出てくるような感じがしました。
帰国後は、それまで何に対しても受身だった自分を少しでも変えて、また再びタイに行くという目標ができました。そして、ありがたいことに卒業前にタイを再訪問することができました。以前にも増して、とても充実した旅になりました。目標を実現させてくれたたくさんのよき出会い、自分を育ててくれた敬和での日々に感謝でいっぱいです。（英語文化コミュニケーション学科卒業　村山美樹さん）