キャンパス日誌

「出会い」を求めて

共にバイクで旅する仲間と（右が久住さん）

私は高校生のころから友人と二人で自転車で旅をしていました。大学生になり旅先で見かけるバイクに憧れ、アルバイトをしてバイクを買い、今はバイクで旅しています。
これまでに多くの旅をしてきましたが、そのほとんどが、過酷なものでした。真夜中に山の中でバイクが故障したり、吹雪にあったり、宿が見つからず、道路で宿泊するなど、そんなことがあるたびに後悔していました。けれども、そんな辛く過酷な出来事も全て帳消しにしてしまうものが旅にはあります。それは「人との出会い」です。困った時に助けてくれた人、同じように旅をしている人が元気を与えてくれます。車から激励してくれる人もいます。どんなに辛く過酷な旅でも、こういった人々の出会いが折れそうな心を支えてくれます。この出会いがあるからこそ旅を続けることができ、また旅に行きたいと思えるのです。
そして何より共に旅してきた友人には本当に感謝しています。いつもそばで支えてくれる友人は一生の宝です。これからも彼と出会いを求めて旅していきます。（国際文化学科4年　久住恭兵さん）