キャンパス日誌

新入生代表の若月華子さん（国際文化学科）

今日、このようにして私たち新入生一同が新たな日を迎えられることを感謝し、うれしく思います。私たち新入生は今日から新しい一歩を踏み出そうとしています。
私は今まで、たくさんの人と出会い、関わることで多くの喜びを共に感じることができました。その時には、上手くいかない、考えが合わないなどの事もありましたが、それを解決に導いてくれたのは、周囲の人の支えでした。支えてくれる人の存在に気づいたとき、その人への感謝を知ったとき、他者と向き合い認めること、自分を見なおすことに気づき、人として少し成長できたのではないかと感じました。このように私たちは人と関わることから人間として大切なことを学んできたのだと思います。

敬和学園大学では、先生方や職員の方、先輩、そして同学年の多くの人との出会いと関わりを大切にし、成長への道を探して生きたいと思います。また、人間として生きてゆくために大切なことを学び、夢を描き、目標を見つけ、しっかりと歩んで行きたいと思います。

今、地域という身近なところから、世界にまで、さまざまな理由で助けを必要としている人々が、想像以上にたくさん存在しています。私たちは学びを通して現実を知り、できることを考え、小さくても行動する事ができるなら、それが連鎖していきいつか他者を支えるための一端に、平和と言える日常につながっていくと信じています。

私たち新入生一同は、4年間一人ひとりの夢を実現するために精一杯の努力をすると共に、敬和学園大学の学則に従って行動することを、ここに誓います。

最後になりましたが、本日はお忙しい中私たちのために入学式を執り行っていただいたことに喜びと感謝の意を込め、ご参列くださいましたご来賓の方々、教職員の方々、保護者の方々に心から御礼申し上げます。これをもちまして、入学式の宣誓といたします。

2009年4月3日
新入生代表　若月華子さん（国際文化学科）