学長室だより

阿賀北ロマン賞の第二次審査会が開かれました

年末の慌ただしい時をお過ごしではないでしょうか。キリスト教の暦では12月25日のクリスマスと1月6日の公現日(エピファニー)の間の「十二夜」の「降誕節」に入っています。

12月26日月曜に、今年で第9回の阿賀北ロマン賞の第二次審査会が東京で開かれました。選考委員長の加藤宗哉 作家・前「三田文学」編集長をはじめとして、7人の編集委員の方々と共に、私も昨年度から審査に加わらせていただいています。小説部門と創作童話・児童文学部門の一次審査を通過した計24作品について、3時間に及ぶ協議の末、大賞・審査員特別賞を選定しました。

俳優・作家の石坂浩二氏も昨年度から審査員に加わり、創作童話・児童文学部門の審査委員長を務めてくださっています。今年はTVドラマの撮影が立て込んでいて、審査委員会には出席できませんでしたが、二次審査の作品を読んでコメントをお寄せくださいました。3月19日の阿賀北ロマン賞授賞式と朗読会には出席してくださり、加藤宗哉先生との対談と朗読にご出席の予定です。

2016.12.30学長ブログ

審査員の皆さまと大賞・審査員特別賞を選定しました

 

審査会後夕暮れ迫る中、60年前に卒園した幼稚園のあったJR大塚駅南の教会と北大塚の住まい跡と1年生の時に通った小学校の辺りを60年振りに歩いてみました。道路や駅周辺は以前と同じでしたが、街はすっかり変わっていました。それとは対照的に今年7月に新潟空港に海側ではなく陸側から昼間に着陸する時に初めて見た、阿賀北の蒲原平野の水郷のような「美しいみどり」を思い出しました。人間が育つ環境について考えさせられました。(山田 耕太)