神を敬い、人に仕える(4代目学長 山田耕太)

2018年度後期 入学式式辞[2018-10-26]

20181026秋季入学式1

山田学長からの式辞

 

皆さん、敬和学園大学ご入学おめでとうございます。海の向こうはるかかなたの中国やベトナムからはるばる日本にまで、また新潟・新発田まで、ようこそお出でくださいました。1、2週間前に皆さんが最初に大学に来られた日に、別々にですが皆さんにごあいさつしました。その時に日本の大学に留学している時に、三つのことを心がけてくださいと申し上げました。

もう一度繰り返しますと、第一に、日本語です。今まで中国やベトナムで日本語を学んできましたが、すべての学びの基礎は日本語にあります。日本語をしっかりと学んでください。生活の中で使われている日本語と大学の学びの中で使われている日本語をしっかりと身につけましょう。

第二は、大学での学びです。その時皆さんから聞きましたが、皆さんは日本で経済を学びたい、社会を学びたい、文化や歴史を学びたいという願いを持っていますが、この四年間で何にも代えられない自分の宝になるような学びをしましょう。後からああしておけばよかった、こうしておけばよかったと悔いることのない学びをしましょう。

第三は、友達です。同じ国の留学生や別の国の留学生とは直ぐに仲よくなって友達になりますが、日本人の学生や日本人の近所の人や何かの縁で親しくなった人と友達になってください。友達はいろいろなことを聞きやすいですし、いろいろなことを学ぶことができます。友達は一生の宝となります。

さて、今日は、経済であれ、社会であれ、文化であれ、歴史であれ、自分の宝となるような学びをするにはどのような姿勢で学ぶのか最初に考えてみたいと思います。「求めなさい。そうすれば与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。」(マタイ7:7-8)

教えを受けるまで待つ、という受け身の姿勢で学ぶのではなく、自分の疑問や問いに対して誠実に向き合って、自分から積極的に探し求める、という積極的な姿勢で学ぶことが大切です。そして門が開くまで、すなわち自分が納得できる回答を見出すまで、門をたたき続けるという忍耐深さが大切です。これが学びの王道です。 

それでは何のために宝を得るような学びをするのですか。お金を得るために学ぶのですか。お金を得ることも大切です。しかし、それ以上のことがあるのです。「あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にする」(ヨハネ8:32)。

すなわち、社会や経済や歴史や文化の本当のこと、すなわち真理を知ることによって、偏った考えから解放されて、心の底から喜び、自由になることです。精神が解放されてより自由になったら、その自由を何のために用いるかが次に問われます。あなたは何のために生きるのか、何をして生きるのかが問われるのです。それは大学を卒業してからの問題になります。

この大学4年間に与えられた時を有効に用いて、何のために生きるのかを考えながら、悔いのない学びをしましょう。人生の土台を築く宝となる学びをしましょう。皆さんの大学での学びと将来の生活が、祝福された幸いなものとなりますようにお祈りいたします。

2018年10月26日 
敬和学園大学長 山田耕太

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