学長室だより
2005年8月12日号
新潟県学生ボランティア・サミット(第2回)が7月3日(日)、新潟市古町のNSGスクウェア・ホールで開かれた。6大学、9団体が集まった。今年は敬和学園大学の岩井美春さんが実行委員長なので、学長が開会挨拶をしてくれ、とのことで、出席した。敬和からはKIVサークルと共生ボランティアネットが出席。新潟市社会福祉協議会ボランティアセンター所長の高橋桂子氏の「学生ボランティアに期待するもの」という基調講演があった。ボランティア活動には自主性、福祉性、無償性、先駆性という4原則がなければならない。また、つねに謙虚でなければならない、という話には、若者たちは感銘を受けたことであろう。そのあと、活動報告、情報交換会、全体討議とつづいた。次代を担う世代にこのような意欲と活動があることに、老世代は慰めを感ずる。日本も捨てたものではない。(新井 明)