学長室だより

2005年12月30日号

待降節を迎えて、12月16日の午前、大学では、新津教会の熊江秀一牧師をお迎えして、燭火礼拝をおこなった。
その日の夕刻から、「敬和クワイア」なるものを中心とする約20名が、学バスでキャロリングに出た。まずは県立新発田病院。一階の奥で、ご入院の方がた何十人かを前にして、まず「きよしこの夜」。相当数の患者さんたちが口を動かしていてくださる。「もろびとこぞりて」、「牧人(まきびと)ひつじを」、「あら野のはてに」とつづく。石川美佐子先生のタクトがさえた。お別れの際に、寝たままのご婦人が握手を求めてくださる。清らかなお顔。新発田教会では、信徒の皆さんとの合唱となった。
大学にもどると、6時から教職員・学生を交えての、盛んなるクリスマス・パーティ。さまざまな企画。
女子の留学生たちが、わたしにご馳走の皿を運んでくれた。(新井 明)