学長室だより

2006年1月6日号

日本海ぞいは雪の下で新年を迎えた。古い世界を純白で覆ってくれて、この年2006年を新たに始めることを許してくれた大自然に感謝したい気持ちがわいてくる。
1月3日の夜、関越自動車道を東京から北にとり、新潟をへて、7号線バイパスで新発田に降りるときに、夜の10時過ぎ、 右手下に見えてくる敬和学園大学は全体が濃い暗黒に包まれていた。そのなかで、ただ一点、 光がともっていた。よく見ると、待降節に燭火したクリスマス・ツリーではないか!この聖木がわたしを待っていてくれた、の思いがした。
よし、この年、何が起ころうとも、教職員一体となって、学生たちの成育を見守ってゆこうではないか。(新井 明)