学長室だより
全国雑煮合戦に参戦しました
城下町しばた全国雑煮合戦も今年で14回目を迎えました。1月7日日曜に新発田市の新しい市役所ヨリネスしばたの札の辻広場、市役所前の商店街、市役所の駐車場を会場にして開催されました。本学は新しい複合施設イクネスしばたと共同で、初めて参戦しました。その結果、300食を完売しました。
東日本大震災をきっかけに被災地支援活動を始めた「Keiwa HOPE」の学生たちが、雑煮の中身のアイデアを出しました。それは「復興雑煮」の名前にふさわしく、気仙沼のサメ肉をつかった「フカフカ団子」と熊本の水前寺菜を使ったソウメン、サメの形をした大根と人参、それに餅が入っている白味噌ベースの雑煮です。
12月6日に試食会がイクネスしばたで行われましたが、その様子が12月30日のNSTテレビ「スマイルスタジアム」でも放映され、参加者の中にはテレビを見てきた人もいました。1月7日のNHKのローカルニュースでも「復興雑煮」がかなり長く取り上げられました。表彰式でも第1位から3位までと別枠で最初に「復興雑煮」が取り上げられ、代表の阿部咲さんが壇上であいさつして売上金の内、1万5千円を被災地に送ることを感謝と共に報告しました。
Keiwa HOPEは、今年もしばたあやめまつり、新発田ガス展、新発田サマーフェスティバル、学内の募金週間などで活動して、その売上金の中で、282,309円を東日本大震災と熊本大震災の被災地に折半して送り、21,436円を九州北部豪雨の被災地に送りました。このような尊い志と働きを心から支援してくださる皆さま方と実際に活動している学生たちに深く感謝します。(山田 耕太)